今回はヴァルケインの菊地栄一さんが、愛知県一宮市にある管理釣り場“北方川釣り体験場”で初冬のエリアフィッシングをスプーンやハードプラグなどを使い分けながら攻略していきます。
北方 川釣り体験場は上流から下流まで、およそ500メートルのエリアが3つのブースに分けられており、ブースごとに毎朝、新鮮なニジマスを放流しているので高活性の魚とのファイトが楽しめます。
さぁ菊地さんは、どんな釣りを見せてくれるのでしょうか?
今回使用するエリアフィッシングのタックル
- タックル
- ロッド:ヴァルケイン DainsleiF overbraise 6’1L-S
- リール:スピニングリール2000番
- ライン:ナイロンライン 2.5lb
- ルアー:ヴァルケイン HI BURST 1.6g
- フック:ヴァルケイン GYROHOOK #4
HI BURST ハイバースト
まずは活性の高い放流魚を水深付近から探っていく
朝一番に放流された高活性のニジマスを相手に、まずはハイバースト1.6gを投入し深めのレンジからアプローチします。すると一投目から元気なニジマスが立て続けにヒットします。
ハイバースト1.6gの派手なカラー“カーニバルグローゴールド”で次々とヒット。
元気な放流魚をハイバースト1.6gで次々にヒット
活性の高いニジマスで早くも数釣りを堪能した菊地さんは、ここでスプーンをマイクロシルエットのサーヴァントスピア0.7gに変更します。
北方川釣り体験場さんの水深は1m~1.5mと比較的浅い釣り場なので、そういったエリアで1g以下のスプーンがあるとターゲットレンジの調整などで効果的に使うことが出来ます。
Servant Spear サーヴァントスピア
魚がしっかり反応する時こそ、カラーチェンジをして条件にあったカラーを探る
サーヴァントスピア0.7gに変更しても次々とニジマスを釣り上げていきます。
そこで、魚がしっかりと反応している時に、どのカラーまで魚が反応するのかを探ってみることにします。そうすることで魚の反応が鈍くなった時などに情報として役立つようです。
菊地さんは思い切って派手目なカラーから淡いライトブルー色に変更してみます。すると先ほどまでゴールド色でヒットがあったのが、ピタッと止まってしまいました。そうすることで、ブルー系は今日のローテーションから外してカラーを徐々に絞り込んでいきます。
カラーチョイスで魚の反応に明確な反応が出てくるのも、エリアフィッシングの魅力の一つですよね!
サーヴァントスピア0.7gでも立て続けにヒット!
魚の活性が落ち着いたらハードプラグを使ってスローなアプローチで攻める
写真前:F フローティングタイプ。 奥:SS スローシンキングタイプ
時間の経過とともにニジマスの反応が落ち着いてきたので、スプーンからハードプラグに変更して様子を見ることにしました。
使用するルアーはクーガディメンションロングF(フローティングモデル)。
着水してからハンドル1周1秒ほどのスピードで巻いていくと、しっかりと左右に動くアクションにニジマスが反応を見せます。
クーガディメンションロングの特長と水中アクション
クーガディメンションL F
最初は派手なチャートイエロー“ワラシナシューティングフルチャート”から攻めていきますが、反応はあるもののヒットまではいきません。次にカラーをグローカラー“マットネクターグロー”に変更すると直ぐにヒット。ひょっとすると水中に馴染ませるカラーが効果的かと感じた菊地さんは逆に目立ちにくい“グラフィックイエロー”に変更します。すると、今度は明らかに反応が無くなってしまったので、再び派手なピンク系カラー“ジャストショットフルピンク”に変更。しかし、魚の反応は増えたもののしっくりこない為、始めに使っていた“ワラシナシューティングフルチャート”に再度戻すことに。
すると今度は魚の反応に確かな手ごたえを感じて見事ヒットしました。
どうやら始めに選んだチャートイエローの“ワラシナシューティングフルチャート”が他のカラーと比較して一番バイトが強くでていたようです。
菊地さん曰く、蛍光ピンク色も派手ではあるが、同じチャート色でも色の系統によって違いが生じており、イエローのほうは膨張色で大きく見えるが、ピンクはシルエットが明確にでて見える点が魚の反応の違いになっているそう。
ポイントを変更して本日のパターンを再確認
先ほど検証してきたパターンを今度は違うポイントに移動して再度確認することにしました。
引き続きクーガディメンションロングFの“ワラシナシューティングフルチャート”でキャストすると今日一番のサイズがヒット。その後もアタリが続き、菊地さん自身も納得の形でプラグでの攻略ができました!
クーガディメンションロングFで今日一サイズを攻略!
プラグでの攻略が出来たので再び、スプーンのサーヴァントスピア0.7gに変更しました。
まずは落ち着いたカラーからアプローチしますが、反応が弱かった為、クーガディメンションロングと同じようにチャート系のカラー“蛍光ピンク”に変更します。すると立て続けにヒットしたことで今日のパターンがはっきりしました。
今回、菊地さんが読み解いた答えは、池の中心付近を狙って、強めのカラーでボトムをスローに攻める事。そうすることでヒットが続き、最後まで楽しむことが出来ました!
ただ、この時期はその日の天候や気温によって表層付近~ボトム狙いまでパターンが変わることがあるので、色んなアプローチを実践してみて引き出しを増やして行くのもエリアフィッシングの楽しみ方のようです(^^)
皆さんも是非、この時期のエリアフィッシングで自分なりのヒットパターンを掴んでみてはいかがでしょうか!?
菊地さんが今日のパターンを読み解き、ヒットで締めくくり!
本日の釣り場
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●北方・川釣り体験場 木曽川漁業協同組合
住所:〒493-8001 愛知県一宮市北方町北方字東大日一42-1地先
電話:0586-87-3222
https://kawaturitaikenjyou.on.omisenomikata.jp/
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