シーズン真っ盛りのサーフゲーム。愛知県から静岡県にまたがる遠州サーフでは、この時期、ヒラメや青物が釣れるとあって多くの釣りファンが集まります。そんな人気のポイントで今回はこのフィッシングラヴァ―が竿を出します。サーフゲームといえばこの人、カルティバフィールドテスターの堀田光哉さん。ヒラメハンターとして名高く、日本各地のサーフを駆け巡り結果を残す実力派アングラーです。
堀田さんが最初に選んだポイントは、長く続く遠州サーフの中でも静岡県の東に位置する河口付近。ブレイクや離岸流があるポイントです。
今回のタックルは、ご覧の通りです。ロッドは、サーフルアーロッド、リールはスピニングリー4,000番、ラインは、PE1号、リーダーはフロロの6号、ルアーは、シンキング リップレス ミノー、フックは、STX-45ZNを使用します。
潮が下げているため、できるだけ遠くにキャストして探っていきます。西風が吹くと水温が下がる傾向がありますが、今日はまだ少し温かさが残っているようです。選んだポイントは右と左の両方から流れがぶつかって、沖に向かって流れていくようなところです。いい雰囲気で様子をみていると、さっそくアタリがきました。コレはなんだ!?と思いながら堀田さんが引き寄せてくると。きました!かわいいサイズのソゲ(ヒラメの幼魚)が釣れました。早速の釣果にびっくりです。
STX-45ZN
開始早々、いきなりソゲをゲット。フックもしっかり下アゴをとらえています。どうやら今回は、バッチリのタイミング。ベイトも多くいて、それを食べるヒラメや青物のも期待できそうです。
例年に比べて水温が温かい状況が続いているので、どこまでサイズアップできるか難しいですが、引き続きキャストを繰り返す堀田さん。この後は潮位が上がってくるタイミング。堀田さんは1~2時間ぐらいが勝負とみています。ベイトが見えないのでどこかに溜まっていると想像しています。西風が吹くと遠州灘全体にベイトが寄ってくるそうです。おそらくベイトは、ヒイラギ、サッパ、コノシロそれにイワシではないか?という堀田さん。潮位が上がってくるのを感じながら魚が飛んでいるのを確認しまだ狙える、と場所を動かず離岸流のポイントを狙い続けます。キタキター!っと堀田さん。見事にアタリをとらえ、フッキングしました。
首を振っているので青物の可能性が高いです。ドラグ音が鳴り、魚のいい引きに堀田さん楽しそうです。これはデカイかも。陸にあがってきたのはワラサです。確かにいいサイズ。これは堀田さん流石ですね。
サイズを測ってみるとおよそ80㎝でした。その後、釣ったワラサをリリースする堀田さん。引き続きチャンスはある。と判断し、キャストを繰り返します。するとまたヒット!今回はかわいいサイズのソゲでした。難しいと言われたサーフフィッシングですが、釣れますね。
遠州灘でワラサ ゲット!堀田光哉さんのテクニック
ここで堀田さん、ルアーをワームに変えます。見せ方を変えて変化による反応を探ります。魚は喰いついてくれるでしょうか。
ぶっ飛び静
堀田光哉が解説 サーフにいい!ぶっ飛び静
その後も粘り強くキャストし、アタリは何度かありましたが魚の活性は渋いまま。結局、潮どまりとなったところでこの日は終了となりました。