今回の舞台は、三重県いなべ市にある管理釣り場「フィッシングサンクチュアリ」。豊かな自然に囲まれたフィッシングエリアでは、釣りの未経験者からエキスパートまで、それぞれの好みに合ったエリアトラウトを楽しめます。今日釣りを楽しむフィッシングラヴァーは、バス釣りをはじめ、エリアトラウト・海釣りまでこなす、魚が大好きなマルチアングラー、オフィスユーカリのスタッフ戸塚明子さんです。今回は、エリアトラウトの魅力をみなさんにお届けします。
サンクチュアリさんは第一ポンドがルアー&フライエリアとなっており、ニジマスやロックトラウト、サクラマスなどの比較的サイズの大きい魚が入っています。第二ポンドはレギュラーサイズのニジマスなどが入っています。まずは第二ポンドからスタート。管理釣り場では水が入ってくる(IN LET)と水が出ていく(OUT LET)があります。その周辺は水がよく動くので、魚が溜まりやすいポイントとなります。スタッフの方に聞いて、場所の確認をしましょう。そして使用するタックルはご覧の通りです。ラインは入門者にも使いやすいナイロンがお薦めです。管理釣り場でフックはバーブレス(返しの無い針)を使用し、なるべく魚にダメージを与えないようにします。
SBL-27 シングル27バーブレス
最初は活性の高い魚を狙うため、着水してスグにルアー(スプーン)を巻いていきます。表層狙いです。スプーンにはちょうどいい巻き速度があるので、よくアクションする速度を考えながら巻いていくのがポイントです。またルアーが着水してからのカウントダウンも大事です。底までのカウント数を覚えておけば、ルアーを引いてくる層を安定してコントロールできます。
そして、カウントしながら魚のアタリがある層を探していきます。アタリがあったら、そんの層にルアーを泳がせていくのがGOOD。ただ、アタリがあっても掛からない時はルアーのサイズやカラーを変えて試してくと、その日のパターンがわかり、釣果が伸びていきます。
今のところ、アタリはあったものの魚の反応がいまひとつなので、ルアーをアピール力が強いカラーのクランクにチェンジします。すると見事、ルアーを変えてスグの一投目でヒットです。ゆっくり巻いてもよく動くクランクで表層を探ってきたら喰いついてきました。戸塚さんも笑顔。魚のランディングにはネットなどを利用し、リリースする場合は魚をネットで水面からあまり出さないようにしてリリースしましょう。
クランクも様々なカラーがあります。ブラウン系やカラシ系はアタリが続くことが多いですが、派手なカラーは使い続けると魚も慣れてくることがあるので、カラーもいろいろ考えて選ぶと面白さが増していきます。水の濁りのせいなのか、その後サイズやカラーを変えて誘うも反応がないため、もう一度、クランクのより派手なカラーでアピールすることに。すると、また一発で喰ってきました。
わかりやすい!管理釣り場の釣り方をあっこちゃんが解説。1匹目を掛けるには。
第二ポンドでニジマスの数釣りを楽しんだ戸塚さん。次はエリアを第一ポンド移動して、いよいよ大物を狙います。ボトム付近をメタルバイブルアーで入念に探っていきます。するとヒットです、大物か!?と思いましたがレギュラーサイズでした。ルアーを変えながら巧みにトラウトをキャッチするも、釣れるのはレギュラーサイズのニジマスばかり…。メタルバイブの反応が悪くなってきたので、今度はスプーンに変更して探っていきます。なんとか大物を釣ろうとキャストを続けると、ヒットしました。いいところに掛かってますが、サイズは同じぐらいでした。
SBL-47 シングル47 バーブレス
それでもなお、大物を釣りたいと願う戸塚さん…。竿を握る手にも、自然と力が入ります。釣りたい気持ちが魚に伝わってしまうのか、、、なかなか大物は姿を見せてくれません。
次のヒットは良いフッキングでしたが、こちらもレギュラーサイズ。その後も大物が姿を表すことはありませんでしたが、存分にエリアトラウトを楽しんだところで、今回の釣りは終了となりました。みなさんもトイレなどの心配のない、自然の中で魚と遊んでみませんか。
FT-09 マイクロフォーセップ
管理釣り場の強い味方!あっこちゃんがマイクロフォーセップの使い方を解説
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●フィッシングサンクチュアリ
https://go-sanctuary.com/
住所:三重県いなべ市藤原町山口1872
電話: 0594-46-8820
定休日:第三木曜定休日(カフェのみ毎週木曜日)
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