三重県中部でシーバス

表層を攻める!シーバスフィッシング
~三重県中部~

積木洋さん

今回の舞台は三重県中部。伊勢湾へと繋がる河口や河川でシーバスフィッシングを楽しみます。今回のフィッシングラヴァーは、年間300日以上をフィールドで過ごすというロコアングラー、アクアウェーブフィールドスタッフの積木洋さん。積木さんはベイトを追い求めて上がってきたシーバスを、表層に特化したルアーを使って攻略していきます。

今回使用するシーバスのタックル

今回のタックル

シーバス用タックル
ロッド:シーバス専用スピニングロッド(10.3フィート)
リール:スピニングリール(4000番HG)
ライン:PE (1号)
リーダー:フロロカーボン(5号)
ルアー:アクアウェーブ スウェイコール90F

スウェイコール90F

スウェイコール90F

前方のカップと盛り上がった背中の形状により、動きすぎない緩やかなアクションを生み出し、セレクティブなシーバスを表層へと誘い出します。絶妙な比重設定により緩い流れやデッドスローでもしっかりと水に絡みつき、狙いのピンポイントへ長くとどめておくことでバイトを誘発します。水を捉えやすい特徴的なカップによりレンジをわずかに水面下に押し下げ、体高のあるボディで水を受け流すことでかすかにボディを揺らしながら流れに乗せる誘い方も有効。内部構造はマグネット式の重心移動を採用することで飛行姿勢を安定させ飛距離につなげ、キャスト後はスローリトリーブでもウェイトが戻りやすく、素早い立ち上がりを可能にします。アクションはロールよりのウォブンロールアクションで、スピードを加えしっかり巻くことでウォブルを主張させることも可能。また、ショートジャークを駆使すれば逃げ惑うベイトを演出するなど、状況に応じてアクションを選択し釣果につなげます。 表層付近を攻めるうえでの必要要素を見つめ直したニュースタンダード 90mmミノー。

スペック
●全長 90mm
●重量 14g
●カラー 全10色
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実釣開始

夕方から実釣開始。まずは海から魚が流れてくる河口付近に潜むシーバスを狙っていきます。まだ明るい時間帯なので早巻きでルアーをダートさせたり、アクションを強めにして魚をひきつけるイメージで探っていきます。

スウェイコール90Fの“イワシ/グロー”

最初に選んだルアーはアクアウェーブからこの秋発売の「スウェイコール90F」。カラーはフラッシング効果の強い“イワシ/グロー”。デイゲームの釣りには強いフラッシングでルアーをギラギラさせて魚にアピールすることが効果的です。

バウフラップ80S

しばらくキャストを続けましたが反応が無いのでルアーを変更します。スウェイコール90Fと同じくアクアウェーブから新しく発売されるシンキングペンシル「バウフラップ80S」。表層特化型のルアーでスウェイコール90Fとは違ったアクションで攻め立てていきます。

バウフラップ80S

バウフラップ80S

ヘッドに配置したカップは下方向へ水を受け流すことでほどよい揚力を生み出し、ルアーの浮き上がりに助力し着水後すばやく表層を泳ぐよう設計。また、適度に水の抵抗を受けることでルアーのポジションを把握しやすく、ラインテンションが緩くてもかかっていれば、カップによる揚力と絶妙なバランスで配置された固定ウェイトが水面直下をキープし続けることを可能にし、狙いの水面付近のレンジを外しません。 アクションは、ゆったりとお尻を左右に振るスイングアクションで、リトリーブの速度を上げるとスラローム気味に移行していきます。また、ロッドアクションにより水中でドッグウォークをさせたり、ラインテンションを抜くとフラフラとシミーフォールしますので、状況によりリフト&フォールで誘うことも有効です。

スペック
●全長 80mm
●重量 15
●カラー 全10色
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アクアウェーブの表層特化型ルアー「バウフラップ80S」の解説

濁っている海

しばらく釣りを続けましたが、海の濁り方が良くないと感じた積木さんは、河川側に移動することに。しかし待てど暮らせどシーバスの気配がありません。ここで河川の上流へと大きく移動する決断をしました。日も暮れて、ここからはナイトゲームの釣りになります。

河川側に移動

まずは水深が浅い河川からスタート。ルアーを流れに乗せたゆっくりした釣り方で、流されているエサをシーバスの前に通すイメージをします。魚の前に入ればバイトが出ることが多いそうです。

ルアーに反応を感じる

下げ潮の流れが出始めた事で、先程とはルアーに掛かる水の抵抗が違うと感じます。すると、この日初めてルアーに反応が。何らかの魚体があたったようで、時間的にも魚が口を使うタイミングだと期待します。

真っ暗な場所

周囲に明かりが無く、真っ暗な場所。明るさにシビアなシーバスに合わせ、ここで撮影用の照明の光を弱めます。すると、突然バイトがありましたが残念ながら掛からず・・・。その後も気配は感じるもののアタリは無く、再び別のポイントへ。

別のポイントへ移動

しかし、ここでも魚の気配は無く、時刻は深夜12:30。残念ながらこの日の釣りはここで終了することに。

日を改めてリベンジにやってきた積木さん

日を改めてリベンジにやってきた積木さん。表層付近を攻めながらルアーとカラーの交換を繰り返していきますが、シーバスの反応はありません。早めに見切りをつけて別のポイントへ移動します。

前回シーバスのバイトがあったポイントでキャスト

ここは前回シーバスのバイトがあった有力なポイント。シーバスは再び、現れてくれるのでしょうか。川を下りながらキャストを繰り返していきます。

ポイント移動

しかし、ここでも魚の反応は無く別のポイントへ移動します。

照明を完全に消す

時刻は午後9時半。ここからは、照明を完全に消して、シーバスの警戒心を無くします。
すると突然シーバスの反応がありましたが、残念ながら掛からず。このチャンスを逃すまいと再びルアーを投入します。

シーバスをゲットした積木さん

すると再びヒット!!暗闇の中、激闘を続けてついに念願のシーバスをゲット!苦労して釣り上げた1本に思わず「こんな嬉しいことは無いです」と本音をポロリ(^-^)
ヒットルアー:スウェイコール90F(C.レッドヘッド)

照明をつけて再びヒット

再びシーバスをゲットした積木さん

先程のヒットシーンが照明を落とした状態だったため、再び積木さんに解説をしてもらおうとスタッフ一同、安堵して照明をつけて釣りを続けていると・・・またしてもヒット!!

先程の1本と同じく水の流れに任せて、ほとんど巻いていない状態で下から喰いあげてきたようです。ヒットルアー:スウェイコール90F(ほろ酔いマッコリ)

ファイトを楽しませてくれたシーバスをリリースして、今回のゲームは無事終了。何とかリベンジ成功した積木さん。お疲れ様でした!!

三重県のシーバスゲーム:表層狙いでリベンジ成功!!