イカメタルのメッカ、福井県敦賀沖。涼しい夜に、スッテとドロッパーを使ってケンサキイカやスルメイカを釣る楽しさは、多くのアングラーを惹きつけます。そんな人気のイカメタルの魅力を、オーナーばり船フィールドスタッフ和田宙さん(上写真左)と、オーナーばりスタッフの小淵文哉さんがご紹介します。
夕方港を出発した二人は、敦賀沖のイカに期待を寄せて仕掛けの準備をします。
イカメタルで狙う和田さんのタックル仕立てはこちら。仕掛けはイカメタルの応用、ロングエダスタイプを使用します。ドロッパーには、draw4ストロングポイント2.5号。スッテは、レベルスッテの25号となっています。
小淵さんは、オモリグでイカを狙います。仕掛けはからまんオモリグリーダー シングル。ドロッパーにはdraw4ストロングポイント2.5号を使用します。
仕掛けの準備も終わりポイントに着いたところで、小淵さんが今回使うドロッパーと仕掛けについて詳しく解説します。
よくわかる!オモリグの仕掛けセットを解説
和田さんは、船長に前日までの情報を聞きながら釣りを始めます。ポイントの水深は90m。陽が高いうちはボトムを中心に攻めます。するとなんと、第1投目のひとシャクリ目にいきなりヒットしました。ケンサキイカです。これにはみんな驚きです。
暗くなくてもイカをヒットさせる。イカメタルの釣り方とは?
幸先いいスタートの和田さん。今度は仕掛けを「イカメタルの基本」に変更。軟らかい誘いで、イカの反応を探ります。約5m~10m位誘い上げて、またボトムまで落とすの繰り返しです。少しシャクリを止めて様子をうかがっていると。なんとまたヒットです。和田さんの笑顔がとまりません。
Draw4ストロングポイント 2.5号
辺りが暗くなり、船にライトが点灯しました。小淵さんはオモリグで丁寧に誘いながらアタリを待ちます。そして和田さんは、仕掛けとドロッパーを変更しながら釣りを進めます。ここで小淵さんは、高アピールカラーに反応が無いため、中アピールカラーにドロッパーを変更します。
すると、待ってました。小淵さんにヒットです。カラーチェンジして1投目、ボトムで反応が続いていたので、丹念にサグリを続けて上手くノセることができたようです。釣れたのは、スルメイカです。
からまんオモリグリーダー シングル
福井県敦賀沖でイカメタルを楽しむ二人。小淵さんはドロッパーをこまめに変えながら、オモリグでカーブフォールを入れてイカを狙います。そして和田さんは、オールマイティの仕掛けを使ってイカを狙います。ここで小淵さんにヒット。先ほどと同じスルメイカのようです。すると同時に和田さんにもアタリが出ました。ダブルヒットです。
レベルスッテ25号
この後も仕掛けを変えたり、ドロッパーのカラーチェンジをおこない、次々にイカを釣り上げていきます。
終わってみれば、大満足の釣果で楽しむことができました。状況に応じた仕掛けとドロッパーを使うことで、途切れなく効率よく釣ることができました。
お世話になった船宿
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●イカメタル船 泰丸Ⅲ ACTION‘S
福井県敦賀市色浜31-15
TEL:0770-26-1722
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