今回の「フィッシングラヴァー東海」は、三重県南伊勢町・贄浦沖を舞台に、一年を通して楽しめるSLJ(スーパーライトジギング)と、アマダイを狙うタイラバに挑戦します。どちらの釣りも、使いやすいロッドやルアー、仕掛けを駆使してさまざまな魚を狙っていきます。それでは早速、今回のフィッシングラヴァーのメンバーをご紹介しましょう。
SLJやタイラバはもちろん、さまざまな釣りで豊富な経験を持つクレイジーオーシャンの仲直和さん。普段からアイデアを生かして使いやすいアイテムを開発するフィッシング遊の松永経志さん。そして、ショア・オフショア問わず、常にポイントの状況を見極めながら釣りを楽しむフィッシング遊の森啓輔さんの3人です。
船に乗り込むと、早速仕掛けの準備に取り掛かる今回のメンバーたち。まずは、どんなタックルを選択するのでしょうか。
今回使用するSLJのタックル
- SLJのタックル
- ロッド:ファンツール タナロア ライトジギング(S64 super light)
- リール:スピニングリール(3000番)
- ライン:PE 0.6号
- リーダー:フロロ 12lb
- ジグ:フラッシュメタボTG(30g)
- フック:フラッシュアシストBT
ファンツール タナロア ライトジギング(S64 superlight)

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- 近海ジギングの中でも特にライトなジギングに特化したモデル!初めてジギングにトライされる方、対象魚を選ばず色々五目で楽しみたい! という方にオススメ。 スピニングはスーパーライト、ベイトは汎用性の高いライトジギングモデル!「S64super light」は シリーズ最小ウェイトが使用できる!小技の利くバランス設計でスーパーライトでは必須のキャスト性能も抜群!アジ、サバ、イサキ、真鯛等から不意の青物まで、ターゲットは豊富!
- スペック
- ●タナロア ライトジギング(S64 superlight)
- ●全長 194cm
- ●継数 1pcs
- ●ラインMAX PE1.2号
- ●適合ジグウエイト 20~80g
【初心者必見】中部エリアのSLJはこのロッドで完全攻略!!
今回はいつものメンバーと違い、気が楽だと仲さんはボヤきながらも(笑)、進行役を任され普段よりも口数が多く、気合十分の様子。ポイントに到着すると、早速釣りをスタートしました。
仲さんが「朝一のモーニングサービスこないかぁ…」とつぶやいた直後、隣の松永さんにヒット。開始早々、ボトム付近でカサゴをキャッチしました。ここからはまさに“モーニングタイム”の始まりです。
続いて森さんと仲さんにもカサゴがヒット。2人が使用していたのは、フラッシング効果を発揮する「フラッシュアシストBT」をフックに装着したジグでした。軽めのジグを巻いてくるだけでブレードに反応して魚がアタックしてくるため、さまざまな魚種を狙えるのが特徴です。スーパーライトジギングに挑戦する際には、ぜひ備えておきたいアイテムですね。
フラッシュアシストBT
再び森さんのロッドにアタリがあり、先ほどに続いてカサゴをキャッチ。今回はサイズアップに成功。さらにその直後、仲さんのロッドに強烈なアタリが到来。ここからは仲さんのショータイムが始まります。
良型のオオモンハタを釣り上げたあとは、ハマチやアカハタといった新たな魚種も次々とヒット。立て続けのゲットに船上は一層盛り上がりを見せました。
今度はサポートアングラーとして乗船していたフィッシング遊の堀さんが、立て続けにハマチとエソをキャッチしました。選択したジグに装着したブレードが光を反射し、魚の反応を引き出したことで、船上では次々とヒットが続きます。メンバーたちはアタリを楽しみながら、思う存分スーパーライトジギングを堪能。十分に釣果を得たところで、早めにポイントを変更して、今度はタイラバに挑戦することになりました。
SLJにはブレードが効きすぎる!?この日は多魚種が大爆釣♪
船を走らせ、水深110mのポイントに到着したメンバーたち。ここからはタイラバタックルを使い、高級魚アマダイを中心に狙っていきます。アマダイはワームの色によって食いに偏りが出る習性があるため、まずはそれぞれ異なるセッティングで釣りをスタートします。
今回使用するタイラバのタックル
- タイラバのタックル
- ロッド:ファンツール タナロア タイラバ(B63 フレックス)
- リール:カウンター付き ベイトリール(300番)
- ライン:PE 0.8号
- リーダー:フロロ 22lb
- ヘッド:タングステン200g
- フック:カチッとタイラバ 完成ユニット
- トレーラー:海毛虫
ファンツール タナロア タイラバ(B63 フレックス)
最初にヒットしたのは森さん。水深100m以上のポイントで釣り上げたのはなんとマダイ!
アマダイ狙いでボトム付近を探っていたため、思わぬ大物に森さんもびっくりの様子でした。
続いてのヒットは松永さん。今度はレンコダイをゲット。
そして、この日最初にアマダイを釣り上げたのは…サポートメンバーながら見事な活躍を見せた堀さんでした!
さらに仲さんにもアタリが!──と思いきや、残念ながらバラシ…。「今日はどうも魚が抜けてしまう」と嘆く仲さんでしたが、その直後に思わぬ展開が待っていました。
まさかのアマダイをキャッチ!(笑)「手応えが無くて回収していたら、掛かっていたので恥ずかしいですね」と仲さん。それでも高級魚アマダイを手にできたのは、まさにラッキー!思わず笑みがこぼれます。
続けて松永さんも、ボトムを丁寧に探っていたところ…ついにお目当てのアマダイをキャッチ!しかもナイスサイズで、船上はさらに盛り上がります。
すると仲さんの竿に、これまでにない強烈なアタリが来ます。20分以上格闘した結果、上がってきたのは・・・
なんとその正体は巨大なオナガザメ!やり取りを終えた仲さんも、さすがにぐったりお疲れの様子です(^^;まさかの大物登場に、船上は驚きと笑いで包まれました。
仲さんがサメを釣り上げるという驚きのハプニングもありましたが、その後もアタリは止まらず!タイラバで次々と魚を引き寄せ、夏の海を大満喫した今回のメンバーたちでした。皆さんもぜひ、この夏は“暑い”…いや、“熱い”SLJ&タイラバゲームで高級魚を狙ってみてはいかがでしょうか(^-^)
南伊勢【海侍丸】で大興奮!夏のアマラバゲームでアマダイ&想定外の大物がヒット!!
今回お世話になった釣り船
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●海侍丸
三重県度会郡南伊勢町贄浦 贄浦漁港
TEL:070-4035-7325
https://mana-v.jp/kahitomaru/
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