今回の舞台は、アオリイカの数が多いことで名高い石川県・穴水沖。新子シーズンを迎えた今、狙うはティップラン。繊細なアタリを拾うロッドと、鋭く切れ込むダートアクションでアオリイカを誘います。それでは早速、今回のフィッシングラヴァーをご紹介しましょう。
今回登場するのは、クレイジーオーシャンが誇る精鋭チーム、オーシャンズファイブ!キャプテンの太田武志さんを筆頭に、紅一点 “あゆちぃ” の愛称で親しまれる伊賀愛優菜さん。さらに、津井敏之さん、西岡秀博さん、真田勇輔さん。さぁ、このメンバーで繰り広げられる今回のイカ釣り。どんな展開になるのでしょうか!
早朝5時。アオリイカの新子が釣れるという穴水沖のポイントへ向かいます。浅場を狙う場合、船の影がイカに警戒心を与えてしまうことも。そこで、日の出直後の時間帯に釣りを始めることで、影の影響を避け、さらにイカの活性を高めることができるのです。まさに、朝マヅメは絶好のチャンス。逃さずに仕掛けていきたいところです。
今回使用するティップランエギングのタックル
- ティップランエギングのタックル
- ロッド:クレイジーオーシャン オーシャンソード Vertex(フェアリーセンサー57)
- リール:スピニングリール(3000番XG)
- ライン:PE 0.6号
- リーダー:フロロカーボン(2.0号)
- エギ:クレイジーオーシャン ティップランナーChibi
- シンカー:クレイジーオーシャン オーシャンシンカーV(7g)
オーシャンソード Vertex(フェアリーセンサー57)

「オーシャンソード ヴァーテックス」は伝説のティップランロッド「オーシャンソード」の名を継承する新時代のティップランロッドです。 ティップランロッドに求められる重要な性能は ・穂先によるアタリの表現力 ・誘い(シャクリ)の軽快感 ・シャクリ以外の動作における操作性&掛けアワセやすさ。であると言えます。ティップランナーChibiの単体使用を重視し、より軽量なエギでのアタリを分かり易くする為 シリーズ中 最も繊細なティップを採用。 その穂先の繊細さは、副産物として異次元の『前』アタリ感度を実現しました。情報過多ともいえる穂先の反応には 慣れを要しますが、唯一無二の武器となるでしょう。
- スペック
- ●オーシャンソード Vertex(フェアリーセンサー57)
- ●全長 170cm
- ●仕舞寸 134cm
- ●自重 104g
- ●ラインMAX PE0.8号
- ●ウエイトMAX 40g
ティップラン完全攻略:オーシャンソードVertexフェアリーセンサー57の性能を実釣解説&ヒットシーン!
ポイントに到着したメンバーは、待ちきれない様子で竿を投入。ティップランのカギとなる風も程よく吹き、状況は上々。迎えた朝マヅメのチャンス――果たして、イカの活性は!?
開始早々、最初のヒットは“さなちぃ”こと真田さん。アオリイカの墨を浴びながらも、見事に良型サイズをキャッチです。
ティップランの達人・西岡さんによると、アオリイカが活発に捕食する水温は18℃~23℃。
逆に、水温が13℃以下では生存が難しいそうです。そんな豆知識を話ながらも、穂先に集中していると――
見事、アタリを捉えてアオリイカをゲット!
ヒットルアー:ティップランナーChibi2.5号(アジ/レッド)
さらに、西岡さんの隣で釣りをしていたあゆちぃにもアオリイカがヒット。イカ墨もものともせず、朝一の嬉しい一杯をキャッチです。
ヒットルアー:ティップランナーChibi2.5号(パープル/パープル)
そして、船の後方で釣りをしていた津井さんはお助けリグを使用してヒット!
ヒットルアー:ティップランナーChibi2.5号(パープル/グリーン)
そして最後に太田さんにもヒット!これでメンバー全員が早々に安打達成です。日の出前後に良く釣れる、待望の朝マヅメ――さぁ、まだまだチャンスは続きます。
ヒットルアー:ティップランナーChibi響 2.5号(パープル/グリーン)
朝マヅメ爆釣♪石川県穴水沖でアオリイカ連発ティップラン
“オーシャンソード Vertex フェアリーセンサー57”の特徴を、舌先滑らかに解説する西岡さん。その実践解説の最中、再びヒットです!
コメント撮り中、カメラマンがアオリイカのスプラッシュに巻き込まれるハプニング!
幸い、墨ではなく水だったので無事?に済みました(笑)
トークが弾むあゆちぃと西岡さん。ティップランで誘いをかけた後、ステイ中は呼吸を止めてしまうそうです・・・釣り人あるある、とのことですが――皆さんはいかがでしょうか?
あまり長く止めすぎると苦しくなるので、集中しすぎにはご注意を(^^;
その後も、オーシャンズ5のメンバーは穂先に伝わる繊細なアタリを見逃さずキャッチ!
ティップランならではの独特のアタリを体感できると、釣りの楽しさも倍増します。だからこそ、竿選びが重要になってくるんですね。
シーズン初期のティップランでは、竿と同じくらい重要なのがエギの選定です。今回使用している“ティップランナー Chibi”は14gと軽量で、フォール速度も遅め。そのため、水深の浅いエリアでも、長い時間イカにアピールすることができます。
ティップランナーChibi
ティップランは奥の深い釣りで、釣れる人と釣れない人の差が大きく出ます。西岡さんとあゆちぃに重要なポイントを聞くと――まずは、基本動作をしっかり行うこと。そして、小まめなカンナのチェック。やはり、何事も基本が大切ということですね。
アタリは途切れず、さらにサイズアップを狙うオーシャンズファイブのメンバー。
次にイカを釣り上げたのは――やはり、この方でした。
能登の海を知り尽くす西岡さんが連続ヒット。この日はメインアングラーとして解説をこなしながらも、誰よりも多くのアオリイカを釣り上げています。
津井さんは嬉しいゲストのアカハタを釣り上げました。
秋の海で、新子との駆け引きを存分に楽しんだオーシャンズファイブ。最後までティップランの楽しさを十分に味わえた一日となりました。能登のティップランは、年内いっぱいくらいまで楽しめます。皆さんも、ぜひ足を運んでみてください(^-^)
能登の海はポテンシャルMAX!繊細なアタリが楽しい秋のティップラン
今回お世話になった釣船
**********************
●SEA BREEZE 山瀬 裕太郎 船長
https://www.fishing-resort-seabreeze.com
住所:石川県鳳珠郡穴水町新崎港
電話:090-4110-9724
**********************