
今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は、福井県茱崎沖。新子のアオリイカシーズン真っ只中のこの時期、数釣りが期待できるとあって、多くのアングラーがティップランを楽しみます。そんな中、今回は日中から夜にかけてのティップランにこちらのフィッシングラヴァーが挑戦!果たして、どんな釣果を見せてくれるのでしょうか?それでは早速、ご紹介しましょう!

様々な釣りにチャレンジしながら、特にティップランを得意とするラグゼスタッフの伊藤宗利さん。今回は、これまで培ってきた豊富な知識と経験を武器に、茱崎沖のアオリイカを狙います。一方、ティップランの経験はまだ少ないものの、アオリイカ釣りでは必ず結果を残してきた、がまかつスタッフの黒谷健太さん。「今回は、つ抜けを狙います!」と自らハードルを上げ、気合十分!先輩の伊藤さんに教えてもらいながら、目標達成を目指してアオリイカを狙っていきます。
今回使用するティップランのタックル

- ティップランのタックル
- ロッド:ラグゼ EGTR S (S511ML-solid)
- リール:スピニングリール(3000番)
- ハンドル:WING 130×EP37 TR SPECIAL
- ライン:PE 0.6号
- リーダー:フロロ(2.0号)
- エギ:ティップランナー 3.0号
- シンカー:15g
ラグゼ EGTR S (S511ML-solid)

ティップランエギング専用ハイパフォーマンスモデル
使いやすさを前面に押し出したアクションに設定。快適に操作でき、穂先に現れる細かな変化を察知できる目感度性能を備える。即アワセに対応できるレスポンスと、心地よい掛け感で“釣れた”ではなく“釣った”を実感できる仕上がりです。今回使用する“S511ML-solid”はエギの姿勢安定性を重視したい場合や、シビアな状況に最適な柔軟性を備えたテクニカルショートモデルで、70gまでのエギに対応します。
- スペック
- ●EGTR S (S511ML-solid)
●全長 180cm
●仕舞寸 95.0cm
●自重 74g
●適正ライン PE0.3~0.8号
●ルアーウエイト 20~70g

ポイントに到着すると、開始前から雨が降り出すあいにくの天候。まずはティップランの基本となる、ボトムを取ってからのタッチ&ゴーでアオリイカを狙います。ここで黒谷さんが、シャクってからステイさせる時間の目安を伊藤さんに質問。すると伊藤さんからは、アオリイカの活性が高ければ、シャクってステイさせるとすぐにエギを抱いてくるとのアドバイスが。さらに、アタリがなければ一度エギを回収して、再び投入するのも効果的だといいます。アオリイカがエギについてきていても、その場では抱かないことがあります。そんな時に一度エギを落とし直すことで、再びエギを追ってきてアタリにつながることがあるそうです。伊藤さんのアドバイスを実践する黒谷さん。アタリがなかったため、エギを一度回収すると、すぐさま再投入。

積極的に伊藤さんへ質問を重ね、ティップランのテクニックを吸収していく黒谷さん。すると、ここで待望のアタリが!黒谷さんに、本日のファーストヒットがやってきました!

アオリイカとは明らかに違う手応えを感じながら、上がってきたのはキジハタ。本命のアオリイカではないものの、しっかりと魚の反応を感じることができた黒谷さん。その感触を次の一杯につなげるべく、再びエギを投入してアオリイカを狙っていきます。

日が沈むにつれて、次第に雨脚が強くなってきました。しかし、伊藤さんによると、雨が降ったからといって必ずしも釣果が悪くなるわけではなく、良い日もあれば悪い日もあるとのこと。釣りにくさを感じるほどの雨でなければ、アオリイカの活性や釣果に特別大きな影響はなさそうです。雨にも負けず、2人は引き続きアオリイカを狙っていきます。

とはいえ、この日はなかなかアオリイカに巡り合えない伊藤さん。そこで思い切って反対側へ移動します。同じことを繰り返して反応がなければ、何かを変えていく必要がある――。そう考えた伊藤さんは、誘い方にも変化をつけていきます。すると、早速アタリが!しかし、残念ながらアワセきれず、ヒットには持ち込めません。それでもすぐに気持ちを切り替え、再びエギを投入。すると――!

今度はしっかりとエギを抱かせることに成功し、見事アオリイカをキャッチ!アオリイカからのバイトは、かなり小さかったようですが、伊藤さんはそのわずかな変化を見逃しませんでした。穂先に現れた微かなアタリをしっかりと捉え、見事ヒットへと持ち込んだ伊藤さん。

すると、その直後でした。今度は黒谷さんのロッドにも反応が。しっかりとアワセを入れると、こちらも見事アオリイカをキャッチしました!可愛らしいサイズではありますが、黒谷さんにとっては嬉しい本日1杯目。まずは目標の「つ抜け」に向けて、幸先の良いスタートを切りました。

日もすっかり暮れ、船のライトが点灯しました。ここからは、ナイトティップランの時間です。ライトが点灯すると、ベイトを追ってアオリイカのいる層も次第に上へ浮いてきます。そのため、アオリイカがいるレンジをしっかりと把握し、エギで誘いを掛ける層を合わせていくことが、釣果を伸ばすための重要なポイントになります。果たして、夜の海でアオリイカの反応を捉えることができるのでしょうか?

黒谷さんは3号のエギからシンカーを外し、ゆっくりとフォールさせることを意識してアオリイカを狙います。そして、着底させてから5巻きほどしたところで、待望のアタリが!狙い通りのレンジでアオリイカを誘い出し、見事2杯目をキャッチしました。自分で考えたパターンでの嬉しいヒットに、黒谷さんも手応えを感じます。


すると、再び黒谷さんにアタリが!上がってきたのは、なんと大剣ともいえる大型のケンサキイカでした!思わぬ嬉しいゲストの登場に、黒谷さんも思わず笑みがこぼれます。しかし、ここで伊藤さんから厳しい一言が。「アオリイカじゃないので、“つ抜け”にはカウントしません。」嬉しいゲストとはいえ、目標達成への道のりはまだまだ続きます(笑)。

なかなかアオリイカのいるレンジを掴めず、苦戦している黒谷さん。すると、ここで再びアタリが!上がってきたのは、なんと2杯目となるケンサキイカでした。集魚灯に集まってきているのはアオリイカだけではないようで、本命を狙っている中で、思わぬイカがヒットするのも、ナイトティップランならではの魅力の一つですね。

ケンサキイカのヒットは続くものの、肝心の本命・アオリイカはなかなか姿を見せません。それでも、2人は諦めることなく、じっくりとアタリを待ち続けます。すると――。

黒谷さんが、待望の本命・アオリイカをゲットしました!明るいうちから伊藤さんに釣れるためのアドバイスを聞き、ひとつひとつのテクニックを吸収してきた黒谷さん。「つ抜け」にはまだまだ程遠いものの、伊藤さんのアドバイスを活かしながら、着実にアオリイカの数を伸ばしていきます。

伊藤さんはロッドの特徴を解説しながらも、視線はしっかりと穂先へ。わずかな変化も見逃さないよう集中しながら、丁寧に誘いを掛けていきます。
すると――。

明確なアタリを捉え、すかさずアワセを入れます。上がってきたのは、コウイカでした。アタリはあるものの、この日の2人を悩ませているのがアオリイカのレンジ。ボトムにいるのか、それとも中層付近まで浮いているのか。なかなか狙いのレンジを絞り込めず、2人は苦戦を強いられます。

伊藤さんは、刻々と変化するレンジや潮の流れを見極めながら、誘い方や狙うレンジを変え、手を変え品を変えながらアタリを待ちます。すると――。再びヒット!

船尾へキャストし、潮に乗せながら誘いを掛けることで、手応えを感じていた伊藤さん。狙い通りにアタリを捉え、期待を込めて上げてみると――。しかし、上がってきたのは再びコウイカでした。

雨が本降りとなる中、今度は黒谷さんにアタリが!底付近でシャクった直後にヒットしたようですが、果たして上がってくるのは本命のアオリイカなのか?雨にも負けず、黒谷さんが慎重に寄せていきます。果たして、その正体は――?

上がってきたのは、またしてもコウイカでした。2人にとっては今回が初めてのナイトティップラン。厳しい釣果に加え、強い雨にも見舞われ、まさにナイトティップランの洗礼をたっぷりと受けた釣行となりました。その後も雨はさらに強くなり、ここでフィニッシュ。これから本格化していくティップランシーズン。これからはアオリイカのサイズもどんどん大きくなっていきます。皆さんもぜひ、秋のティップランに挑戦してみてください!
本日の釣り船

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●OCEAN QUEEN(オーシャンクイーン) 枩田 優介 船長
住所:船着き場 福井県福井市茱崎町13−113
電話:090-4680-4031
https://www.o-queen.com/
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