管理釣り場をハードプラグで攻略 静岡県焼津

シーズン序盤のエリアトラウトをハードプラグで攻略! ~静岡県 アルクスポンド焼津~

ヴァルケインの菊地栄一さん

今回の舞台は静岡県焼津市にある管理釣り場、フィッシングパーク アルクスポンド焼津。シーズン序盤のエリアトラウトを楽しもうとやってきた今回のフィッシングラヴァーはヴァルケインの菊地栄一さんです。

シーズン序盤は夏の暑さも残っており、様々なパターンがありますが今回は使用ルアーをハードプラグに絞って攻略していきます!

今回使用するエリアトラウトのタックル

タックル図

PEタックル
ロッド:DainsleiF overbraise 6’2ML-HS
リール:スピニングリール2000番
ライン:PEライン 0.3号
リーダー:フロロショックリーダー0.6号
ルアー:KuGa Dimension SF
フック:ジャイロフックライド#6

朝一、まずは表層付近から狙っていくのが基本

釣りスタート

朝一スタートは表層付近から徐々に層を下げて探っていくことが基本となります。
菊地さんは、キャストして着水と同時にハンドル1周1秒くらいの感覚で巻いていき、魚の活性など様子を見ながら徐々に速度を落としながら探ります。

今回、パイロットルアーに選んだのはスローフローティングモデルのクーガディメンションSF。カラーはアピール系(ワラシナシューティングフルチャート)から選択していきます。

クーガディメンションSF

クーガディメンションSF商品画像

アーチボディが異次元のトラウトの バイトを誘発!!
ヴァルケイン独自理論により設計されミノーボディをベースとしたハイブリットクランク・クーガに 新たなるスペック誕生!!SF(スローフローティングモデル)は60センチまでをメインアプローチレンジとし、タダ巻きでもトラウトのリアクションバイトを誘発するほどのエクストラウォブリングを生み出しスローバイトになったトラウトを誘い出す!! そのアクションはトラウトだけでなくアングラーの思考をも新たな次元へと導き出す!

スペック
●全長:35mm
●重量:2.3g
●タイプ:スローフローティング
●フック:ジャイロフックライド#6
●カラー 全14色
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クーガディメンションSFの特長を解説

ルアー

表層付近から魚の反応を探っていくと、魚が追っては来ているもののルアーの下側のようです。そこで少しレンジを下げて再び巻いてくると、予想通りバイトの反応が出てきました。

ニジマスの反応があるレンジが見つかって、アタリが無ければ次にカラーチェンジを行います。その日の天候や水の濁りなど魚の反応に合わせて、カラーを変更していくことで更にパターンを絞っていきます。

カラーを変更して見事ヒット

その後もニジマスの反応がいいカラーを変更しながら探っていると一匹目のニジマスをゲット!そして続けて2匹目をゲット。どうやら菊地さんの予測と経験が見事に合致してパターンを掴みました。

クーガディメンションSF:レンジ&カラーチェンジでヒットパターンを掴む!

クーガディメンションロング Fで中層付近を狙う!

クーガディメンション
(写真右:F フローティングタイプ。 右:SS スローシンキングタイプ)

表層付近のパターンを掴んだ菊地さん。今度は中層付近を狙おうとルアーを新製品のクーガディメンションロングF(フローティングモデル)に変更します。カラーは先ほどと同じく明るめのヴィンテージイエローから探っていきます。

クーガディメンションロングの特長を解説

クーガディメンションロングでヒット

カラーを“フルブルーバックカスタード”に変更して中層50~60cm辺りを少し早めに巻いていると見事2匹続けてヒット!クーガディメンションロングでもレンジとカラーが合致して手ごたえを感じます。

条件の違う対岸のポイントに移動

ポイント移動

先ほどのポイントでは水の流れが強く水質も若干ステイン系だったので、今度は対岸に移動して水の動きが止まっているクリアなポイントで挑戦してみます。

使用するルアーは引き続き、クーガディメンションロングF(フローティング)。まずは30cm付近から巻いていきますが、反応が無いので先ほどのポイントと同じく50~60cm辺りを狙います。しかし水質がクリアになった影響か、さっきと違い早いアプローチで巻いてくると魚に見切られてしまうようです。

そこで菊地さんは思い切ってクーガディメンションロングSS(スローシンキング)に変更して、更にゆっくり巻いてくることにしました。

クーガディメンションロングSSでヒット

すると、読みが的中して見事クーガディメンションロングSS(スローシンキング)で釣り上げました。

状況に応じてクーガディメンションロングFとSSを使い分けてヒット!

雨脚が強まる

そのまま続けてヒットパターンを掴みたいところで、雨脚が強まってきたため一時中断に。
1時間ほど様子を見て再び釣りを開始しますが、釣り場のコンディションを見る限り魚の活性には大きな変化は無さそうです。

ただ、菊地さんが朝から感じていたのが、この日の魚がとにかく元気でヒットしてからの引きが強く、バラシてしまう回数が多かったことです。普段以上に魚がバレてしまう理由を、なんとか解決したい菊地さんはロッドのパワーに原因があるのかと考えました。

そこでロッドを少し柔らかめの「Break Through Zero Armor 6’1L」に変更してみることに。ロッドを柔らかくすることでヒットした時に走るニジマスに対して少し追従させるようにすることが狙いです。

ランディングに成功してゲット

すると、ヒット時のニジマスの反応がこれまでのように暴れることがなく、見事ランディングに成功してゲット!

菊地さんの中で既にターゲットレンジ、カラーは分かっていたので、ロッドを柔らかく変更したことで、苦戦していたランディングが解決し、見事攻略パターンを読み解くことができました。

シーズン序盤の元気なニジマス。皆さんも是非エリアトラウトにチャレンジしてみてください!

シーズン序盤の元気なニジマス:攻略パターンを見事解決!

本日の釣り場

アルクスポンド焼津

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●フィッシングパーク アルクスポンド焼津
住所:〒421-0212 静岡県焼津市利右衛門115
電話:054-622-7123
https://www.arcus-pond.com/
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アルクスポンド焼津の特長を聞いてみました