三重県津市で三重サーフ

シーズン序盤の三重サーフに挑む!

森海哉さん

今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は、三重県津市。シーズン序盤のサーフゲーム。波が静かで、岸から遠方まで浅い、遠浅の三重サーフに挑みます。今回、挑戦するフィッシングラヴァーは、千葉県の九十九里サーフをメインに活動している、釣り歴15年、サーフゲーム一筋のDUOソルトウォーターフィールドスタッフ 森海哉さんです。サーフフィッシングは、浜から海に向かってルアーを遠投して魚を釣るスタイル。主なターゲットは、ヒラメやマゴチといった主に海底に生息するフラットフィッシュ。今回のサーフフィッシングで使用するタックルをご紹介します。

今回のタックル

ビーチウォーカー フリッパーZ24

ビーチウォーカー フリッパーZ24

ライト系ロッドにも対応する24g。見た目はフリッパー32gと同じ。アピール力もそのまま。ボディを亜鉛素材で作成して24gに軽量化。これによりサーフロッドだけでなく、シーバスロッドやエギングロッド等でも無理なく使え、狙える場所や対象魚がグンと広がりました。入門者を含むライトユーザーに向けたフリッパーです。

スペック
●サイズ: 68mm
●重さ: 24g
●カラー: 18色
●フック: フロント#7・リア#6
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まずは森さん、キャスト後7回ぐらいリールを巻きとり、ストップ。それを繰り返して様子をみます。しかし、魚の反応がないので、早速ポイントを移動。途中投げ釣りをしているアングラーと話をし、14~15㎝のキスが釣れている情報を聞きました。そこで、それならビーチウォーカーウェッジ95Sならマッチ・ザ・ベイトになるのではないか。と早速ルアーをチェンジして潮目のポイントにキャストしていきます。

様子を見る森さん

ビーチウォーカー ウェッジ 95S

ビーチウォーカー ウェッジ 95S

ハイピッチロールの馴染む揺らめきとクラスを超える飛距離が武器。ヒラメから見つけられやすいボリュームで設計されたシンキングペンシル。2フックの95mm小型ボディが繰り出すのは、兄貴分の120Sが発するスロースイングではなく、揺らめくハイピッチ系ロールスイング。この動きの違いとシルエットの差異が相乗効果を生み出し、反応の薄いターゲットを覚醒させバイトへ導きます。

スペック
●サイズ: 95mm
●重さ: 30g
●カラー: 19色
●フック: #5
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その後、アタリもなく、潮目や水の流れ、地形を観察しながらラン&ガンで気になるポイントをひたすらキャスト。潮止まりのタイミングだからなのか、魚の反応が全くありません。厳しい状況を打破するためここから下げ潮のタイミングに合わせてマゴチに相性のいいルアー、ハウルにチェンジします。お目当てのマゴチに出会うことができるか。

この日初めてのアタリ

すると、今日初めてのアタリが! すぐさまアワセますが、残念フッキングにはいたりませんでした。でも、潮目の中にマゴチがいることが確認できました。サイズ的にはそんなに大きくないと思われますが、噛み後がついています。俄然やる気がでてきたようです。

マゴチの噛み跡

ビーチウォーカー ハウル シャッド 3インチ

ビーチウォーカー ハウル シャッド 3インチ

食わせ力を超絶強化した新形状ミニシャッド。この3インチは単なるダウンサイズ版ではなく、食わせ力を大幅にアップさせた新サイズです。テールはやや薄く、形状を控えめにシェイプ。サイズとともにボリュームを抑制することで、ナチュラルな動きと波動が発生するようにチューン。その結果、ハウルシリーズ随一の食わせ力を獲得し、アングラーが多い状況、渋い状況において抜群の効果を発揮。またサイズ感を活かした小技を効かせるフィネス的な使い方にも対応可能になりました。

スペック
●サイズ: ソフトルアー/3インチ
●重さ:14g/21g/27g
●フック:#8
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しばらくアタリのあったポイントを探りますが、続きません。再び、ラン&ガンで広範囲を探っていきますが魚の反応はなく、先ほどのようなアタリはありません。厳しい時間帯が続きます。潮もかなり引き、渋い状況。この潮止まりのタイミングで、別のサーフへと移動しました。
続いてやってきたのは、潮干狩りのスポットとして有名なエリアです。早速、この場所で釣りをしていきます。まずは、深いエリアまで入り、より遠方を狙いましたが、反応もなく浅瀬へと移動します。

エリアを移動しながら反応を探る

サーフでフリッパーを使う リールの巻きスピードの考え方 森海哉が解説

ここで待望のヒット! しかし、お目当てのヒラメでもマゴチでもなく、なんと引きが強烈なエイと思われます。これは、釣り上げるまで時間が掛かりそう。そしてようやく見えてきたのはやはり大きなエイ。時間と体力を使わされました。
※エイには尾の先に毒針があるので十分ご注意ください。

エイをゲット

時刻は間もなく5時、夕まずめの時間帯。泣いても笑っても この日最後のチャンスです。森さん、最後の最後まで懸命にキャストを続けます。しかし残念ながらその後もアタリはなく、長時間に及ぶ挑戦も今回は残念でした。