今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は、三重県津市。シーズン序盤のサーフゲーム。波が静かで、岸から遠方まで浅い、遠浅の三重サーフに挑みます。今回、挑戦するフィッシングラヴァーは、千葉県の九十九里サーフをメインに活動している、釣り歴15年、サーフゲーム一筋のDUOソルトウォーターフィールドスタッフ 森海哉さんです。サーフフィッシングは、浜から海に向かってルアーを遠投して魚を釣るスタイル。主なターゲットは、ヒラメやマゴチといった主に海底に生息するフラットフィッシュ。今回のサーフフィッシングで使用するタックルをご紹介します。
ビーチウォーカー フリッパーZ24
まずは森さん、キャスト後7回ぐらいリールを巻きとり、ストップ。それを繰り返して様子をみます。しかし、魚の反応がないので、早速ポイントを移動。途中投げ釣りをしているアングラーと話をし、14~15㎝のキスが釣れている情報を聞きました。そこで、それならビーチウォーカーウェッジ95Sならマッチ・ザ・ベイトになるのではないか。と早速ルアーをチェンジして潮目のポイントにキャストしていきます。
ビーチウォーカー ウェッジ 95S
その後、アタリもなく、潮目や水の流れ、地形を観察しながらラン&ガンで気になるポイントをひたすらキャスト。潮止まりのタイミングだからなのか、魚の反応が全くありません。厳しい状況を打破するためここから下げ潮のタイミングに合わせてマゴチに相性のいいルアー、ハウルにチェンジします。お目当てのマゴチに出会うことができるか。
すると、今日初めてのアタリが! すぐさまアワセますが、残念フッキングにはいたりませんでした。でも、潮目の中にマゴチがいることが確認できました。サイズ的にはそんなに大きくないと思われますが、噛み後がついています。俄然やる気がでてきたようです。
ビーチウォーカー ハウル シャッド 3インチ
しばらくアタリのあったポイントを探りますが、続きません。再び、ラン&ガンで広範囲を探っていきますが魚の反応はなく、先ほどのようなアタリはありません。厳しい時間帯が続きます。潮もかなり引き、渋い状況。この潮止まりのタイミングで、別のサーフへと移動しました。
続いてやってきたのは、潮干狩りのスポットとして有名なエリアです。早速、この場所で釣りをしていきます。まずは、深いエリアまで入り、より遠方を狙いましたが、反応もなく浅瀬へと移動します。
サーフでフリッパーを使う リールの巻きスピードの考え方 森海哉が解説
ここで待望のヒット! しかし、お目当てのヒラメでもマゴチでもなく、なんと引きが強烈なエイと思われます。これは、釣り上げるまで時間が掛かりそう。そしてようやく見えてきたのはやはり大きなエイ。時間と体力を使わされました。
※エイには尾の先に毒針があるので十分ご注意ください。
時刻は間もなく5時、夕まずめの時間帯。泣いても笑っても この日最後のチャンスです。森さん、最後の最後まで懸命にキャストを続けます。しかし残念ながらその後もアタリはなく、長時間に及ぶ挑戦も今回は残念でした。