今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は三重県中部のとある突堤。近年、ソルトシーンで注目を集めているクランクベイトを使って海底の岩や海藻の隙間に潜む根魚、ロックフィッシュを誘い出します。そしてソルトクランクゲームを楽しもうとやってきたフィッシングラヴァーは瀬戸内をメインに活動し、日々ルアーの研究に力を注いでいるアクアウェーブの商品開発総合責任者の廣常治樹さん。さぁ廣常さんはどのようにロックフィッシュを攻略するのでしょうか!?
今回使用するソルトクランクのタックル
- ソルトクランク用タックル
- ロッド:ロックフィッシュ用ベイトロッド(8.3フィートM)
- リール:ベイトリール
- ライン:PE (0.8号)
- リーダー:フロロショックリーダー(12lb)
- ルアー:アクアウェーブ ミヤビス45DR/ミヤビス45XD
ミヤビス45DR
ミヤビス45XD
ソルト専用のクランクベイトを使ったロックフィッシュゲーム
今回ソルトクランクを使って狙っていく釣り場は石畳や岩場などロックフィッシュが潜んでいそうなポイント。岩場のフィールドでは、足元が滑りやすいので専用のスパイクシューズを着用して安全に釣りを行いましょう。
使用していくルアーはソルトクランク専用に開発されたアクアウェーブのミヤビス。まずはミヤビス45DRから実釣スタートです。
ソルトクランク専用に開発されたミヤビスの特徴は?
ソルトクランクの釣り方はとっても簡単。まずはキャストしてルアーが着底したらゆっくり巻いてくるだけ。または途中でルアーの動きを一瞬止める“ストップ&ゴー”のアクションを入れてあげることも効果的です。
また、クランクベイトを使った釣りはポイント移動が基本。クランク自体にアピール力があるので喰いっ気のある魚がいると直ぐに反応が期待できます。そのため同じポイントで1~2投して反応が無ければ、そのポイントには魚はいるかも知れないが移動をしたほうがオススメとの事です。
明るいうちから釣り始めましたが、この日は風が強くルアーを思うように引くことができません。そこでしばらく風が弱くなるのを待つことに。
風も落ち着いたころ、時刻は夕方5時をまわり日が沈みだしました。魚の活性が高くなる夕まずめ、なんとかアタリが欲しいところです。
すると、突然反応があり狙いのタケノコメバルをゲット!小型ではありますがナイフフィッシュです(^-^)ヒットカラーはアピール力の高いミヤビス45DR(グリーンゴールド)でした。
ソルト専用クランク“ミヤビスDR”でタケノコメバルをゲット!
ミヤビスにはゴールド系のカラーが数種類ありますが、同じゴールドでも魚の反応が全然違うようです。廣常さん曰く、これまでの経験から根魚は下から見ているので、ルアーの腹の色が重要だと感じるそうです。
その後もルアーチェンジを繰り返し、その日のヒットカラーを探っていくと再びゴールド系のカラー(フルメタルゴールド)で小さなタケノコメバルがヒット。
更に続けてカサゴをゲット。他のカラーでは反応が無かったのにゴールド系に変更した途端に何かしらの反応があるのでその日は何の色がマッチするのか、カラーチョイスは重要ですね。
その後もゴールド系カラーで釣果を伸ばしていきます。先ほどよりもサイズアップしたカサゴでミヤビスを丸のみしていました(^-^)
ミヤビスを丸飲み!?三重県の石畳でカサゴをゲット♪
その後、潮位が上がってきた為か根魚の反応が止まってしまいました。
そこでこれまで使っていたミヤビスDR(DR=ディープランナー)からミヤビスXD(エキストラディープ)に変更しました。リップ部分のサイズに変化があり、DRが潜行深度が3mだったのに対してXDは4mまで可能となります。
しばらく場所移動を繰り返していると廣常さんから「よっしゃ!!」との声が。ヒットしたのはカサゴでした。ミヤビスDRではアプローチのできなかった場所で、ミヤビスXDに変更したことが釣果に繋がったので廣常さんもご満悦です(^-^)
潜行深度のあるミヤビスXDに変更してからカサゴをゲット♪
下げ潮のチャンス時間になり活性の高い魚を狙って、細かくポイントを探っていきます。その後もミヤビスXのゴールド系カラーでカサゴを釣り上げましたが良型サイズとまではいきません。最後に良型を釣り上げようと廣常さんはキャストを繰り返していましたが、あまりの風の強さにやむを得ず納竿となりました。
冬場でも気軽に楽しむことのできるソルトクランク、皆さんも是非チャレンジしてみてください(^^♪