今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は愛知県。身近な河川や水路でトップウォータールアーの醍醐味、そして強い引きが楽しめるナマズゲームに挑みます！
ナマズゲームに挑戦するのは釣りをこよなく愛するVivaの廣常治樹さんと、愛知県のナマズが潜んでいるポイントに詳しい強力な助っ人 フィッシング遊の椋本佳佑さんの2人。
果たして2人はナマズのデイゲームをどう攻略していくのでしょうか！？
今回使用するナマズゲームのタックル
- ナマズゲームタックル
- ロッド：バス用ベイトロッド ミディアム（6.6フィート）
- リール：ベイトリール
- ライン：フロロカーボン 20lb
- ルアー：でんぐりガエル鯰SP
でんぐりガエル鯰SP
ナマズルアーとして高いポテンシャルを持っていた“でんぐりガエル”を、専用モデルとしてブラッシュアップ！ フッキング率が高い反面、ナマズへ大きなダメージを与えるトリプルフックは使用せず、扁平な口を持つナマズが吸い込みやすいよう、水平気味にチューンしたバーブレスダブルフックを1本のみ採用（フック開きを防ぐシュリンクチューブ仕様）。また、スイベル経由でフックを取り付けることでルアー本体の破損を防いでいます。フロントアイにはコロラドブレードを装着。タダ巻き時のアピール効果はもちろん、一点シェイク時のバイトトリガーとしても効果的です。
- スペック
- ●サイズ 65mm/16g
- ●カラー 全20色
雨脚が強まる中 ナマズのデイゲーム実釣開始
朝6時半、早速二手に分かれて実朝開始です。ナマズは際に潜んでいることが多いので、釣り場に入る時は、まず自分の足元の周辺から探っていきます。そこにいなければ際を狙ってキャストしてゆっくり巻いていきます。巻き速度は1秒につきリール1回転くらいの速さで巻くのがオススメです。
ナマズは夜行性なので日中はシェードに隠れていることが多いのですが、雨の日は泳ぎまわっていることも多いようです。椋本さんは広範囲を狙ってキャストしていきます。
一方の廣常さんは、開始早々にナマズの反応があったようです。
ただ、バイトの仕方からサイズが小さそうとのことで、ルアーのシルエットを小さくするために「でんぐりガエル鯰SP」から「仔でんぐりガエル鯰SP」に変更しました。
廣常さんが使用しているでんぐりガエルは“ノイジー系ルアー”と呼ばれ、ボディについたカップや羽などのパーツの音と動きでアピールするルアーです。広範囲に探りながらナマズにアピールしていきますが今のところ反応がありません。ナマズゲームは反応が無ければ直ぐに移動していくのが重要になるので場所移動を繰り返して探っていきます。
仔でんぐりガエル鯰SP
鯰ルアーとして高いポテンシャルを持つでんぐりガエル鯰SPのダウンサイジングモデル。 コンパクトなボディはスレた鯰に対し効果的。アクションはオリジナル譲りのロール主体のスイミングだが、ボディに対してやや大きめのアルミカップを搭載することで、リトリーブスピードを極端に低速寄りに設定。ピンスポットをスローに動かすことができ、短い距離でもしっかりとアピールすることができる。 オリジナルと同様リアプロップが奏でるカシャカシャ音は、足元でアルミカップが浮き上がった後でもアピールでき、着水からピックアップまでどのタイミングでもバイトに持ち込むことを可能にしました。
- スペック
- ●サイズ 50mm/12g
- ●カラー 全8色
椋本さんも上流の方までルアーを通しましたが反応はありませんでした…
2人とも反応が無いので、こちらの川から水が流れている水路までポイントを移動することにしました。雨の日はナマズが水路に入ることが多いのでチャンスがあると期待します。
しばらく車を走らせて先ほどの河川から下流の水路にやってきました。見るからにナマズがいそうな雰囲気が漂っている水路で、再び二手に分かれて探っていきます。
すると予想通り、水路にナマズの姿が！
ナマズが喰いつきましたが、残念ながら逃げられてしまいました。
椋本さんが先行して「でんぐりガエル鯰SP」で探っていき、後を追う廣常さんは「大どんぐりマウス鯰SP」で探っていきます。ナマズは目が悪いので視覚よりも間隔器官として発達したヒゲを頼りに獲物を感知します。そのため、2人は違う音や動きのするノイジー系ルアーでナマズにアプローチしていきます。
大どんぐりマウス鯰SP
“ガショガショ”という激しいクラッターサウンドが特徴の【どんぐりマウス】にサイズアップバージョンが登場!! 高い浮力とウィング前部に設置されたスペーサーが、ボディサイズを感じさせない素早い立ち上がりを実現しています。アクションは強めのウォブンロールで、動きの自由度が高い硬質アルミウイングとの相乗効果により、強い水押しと最適なアピールサウンドを実現。スローリトリーブでもしっかりと泳ぎます。 背面に設けられた縦挿しタイプの発光チューブホルダーはローライトコンディション時のナマズゲームでも視認性抜群!! 対象魚種が幅広いハイパーノイジーベイトです。
- スペック
- ●サイズ 70mm/20g
- ●カラー 全15色
愛知県のナマズゲーム それぞれ違うノイジー系ルアーで攻め立てる！！
その後、水流の変化のある所や、ナマズが好む暗い場所を探しましたが簡単には姿を現しません…。再び2人は移動を決断し別のポイントへ。椋本さんは、羽系のルアー（大どんぐりマウス鯰SP）、廣常さんは、カップ系のルアー（でんぐりガエル鯰SP）で探っていきます。
すると突然、椋本さんのルアーに反応が！！いいサイズのナマズだったようですが痛恨のバラシ。途方に暮れる椋本さん(^^; 突然ナマズが喰いついてくるのもトップウォータールアーの醍醐味ですね！
その後もナマズが潜んでいそうなポイントを狙って探っていきますが反応はありません。気付けば開始から6時間が経ち、焦りが出てきた2人。再び別のポイントに移動を決断しました。
ポイントを移動すると、再び椋本さんのルアーにナマズの反応がありましたが、またしても逃してしまいました。そこでルアーを“大どんぐりマウス鯰SP”からシルエットの小さい“仔でんぐりガエル鯰SP”に変更。ルアーのサイズと音が小さくなることでナマズへの警戒心も与えにくくなると考えましたが果たして・・・
ルアーを変更したことで先ほどよりもナマズの反応が増えるようになり、丁寧に探っていくと・・・椋本さん、執念で待望のナマズをゲットしました！！50cmオーバーのナイスサイズです(^-^) （ヒットルアー：仔でんぐりガエル鯰SP ブラックボーン）
仔でんぐりガエル鯰ＳＰで50cmオーバーのナマズをゲット！！
更に別の水路に移動した一投目。いきなり椋本さんのルアーに反応があり、見事2匹目のナマズを釣り上げました。 （ヒットルアー：でんぐりガエル鯰SP ステルスピンク
こちらの水路は水深が浅く、ナマズが目に見えて潜んでいるようです。廣常さんも何とか1匹釣り上げようと今日一番のチャンスに集中します。3匹ほど同じ場所にいたようですが、ルアーを通すと残念ながら逃げていきました。
その後も、投げ続けますが時間だけが過ぎ、悔しさを滲ませながら今回の釣りは終了となりました。今回は厳しい釣果となりましたが、身近な釣りで簡単に楽しめるナマズのデイゲーム。フィールドも豊富にあるので、是非皆さんもこれからの季節、楽しんでみてください(^-^)
