今回のフィッシングラヴァ―東海の舞台は、岐阜県の清流「長良川」。友釣りファンからは、人気の川で特に上流は、毎年、解禁日を過ぎると多くのアングラーが訪れます。そんな人気のポイントで鮎を求めて竿を出すのは、がまかつフィールドテスターの渡部敦さん(写真中央)と田中正晃さん(写真右)。そして長谷川勇太さんの3人のフィッシングラヴァ―です。
この日の長良川は、水の量もちょうど良く、友釣りには絶好のコンディション。メンバーは、早速、仕掛けの準備をします。
今回使用する 鮎の友釣りタックル
- 鮎の友釣りタックル
- ロッド:がまかつ がま鮎競技GTI・Ⅱ(引抜早瀬8.5m、8.8m、9.0m)
- 仕掛け:がまかつ アーマード F+プロ パーフェクト仕掛(水中糸:0.06号、0.08号)
- 掛けバリ:がまかつ G-HARD V2 刻R、T1 要R 追星イエロー
がまかつ がま鮎競技GTI・Ⅱ
高弾性高強度のTORAYCA(R)M40Xカーボンを採用し、シリーズを通して竿先を軽量化したことで、競技系ロッドに求められる大事な要素の1つである操作性が抜群の仕上がりとなっています。また、標準装備で各調子に最適な「硬中硬には繊細タイプ」、「早瀬には万能タイプ」、「急瀬にはパワータイプ」のチタン穂先を採用することで、研ぎ澄まされた感度で水面下の状況を的確に知ることが出来ます。3タイプの調子をラインナップしており、それぞれの調子に合わせた最適な竿の張りと粘りのバランスで、様々な状況に高次元でしっかりと対応できる競技系ロッドです。
- スペック
- ●がま鮎競技GTI・Ⅱ(引抜早瀬8.8m)
- ●全長 8.8m
- ●自重 208g
- ●仕舞寸 138.8cm
- ●継数 8本
- ●先径 0.8mm
- ●元径 22.7mm
渡邉さんと長谷川さんは、ポイントの状況や水温などを確かめながら、早速オトリ鮎を仕掛けに付け、友釣りをスタート。オトリ鮎は目を隠して包み込むように持つことで、暴れることなく簡単に仕掛けをつけることが出来ます。
一方の田中さんは渡邉さんに同行して長良川の特徴や釣り方を質問しながら情報収集から始めることにします。
長良川で朝一に狙うポイントは瀬肩や瀬の開き部分。そこから水温が上がってくると瀬の中を狙っていくようにすることがオススメのようです。
渡邉さんが長良川の特徴について解説していると、開始一投目から鮎がヒット!釣り上げたのは見事な追い星が出ている立派な鮎でした。 渡邊さんは早速釣り上げた鮎をオトリに交換して2匹目を狙っていきます。「循環の釣り」と言われる鮎の友釣り。用意したオトリ鮎が弱る前に、天然鮎を釣り上げ、活きのいいオトリで勝負をつないでいくのがポイントです。
一方の長谷川さんは、数日前の雨から石アカに残っている残りアカを狙って攻めていきます。(川石に付いた苔の事をアカと呼ぶ。)朝一は水温が低い為、じっくり狙っていると小さなアタリが。長谷川さんも思わず苦笑いしてしまうほど小さな鮎を釣り上げました。オトリにもならないサイズなのでリリースします。
しばらくすると長谷川さんは2匹目の鮎を釣り上げました。今度は立派なサイズです(^-^)
渡邉さんは連続して鮎を釣り上げました。サイズは小ぶりですがしっかりと背掛かりしています。渡邉さんが使用している「G-HARD V2 刻R」は色々な場所でもオールマイティに使用できて背掛かりしやすい掛けバリです。
がまかつ ザ・ボックス G-HARD V2 刻R
登場以来、高い人気を誇る「刻」に高強度素材「G-HARD V2」を採用。刻の細軸軽量で鈎先をやや内側に向けたハイバランス設計を踏襲しつつ、鈎先はG-HARD V2の高い耐摩耗性と特殊テーパーの採用により、長時間の使用においても鋭さが持続。高強度素材のため、追い気の強い野鮎のアタリや、釣れるサイズがばらつく放流河川等の良型に対しても余裕をもって対応。細軸でありながらも高硬度素材のためタワミが少なく、野鮎のアタックをロス無く鈎先に伝え、低摩擦表面処理「ナノスムースコート」と相まって鋭い刺さり込みを発揮。素材・形状・鈎先、全ての要素を再考することにより、実釣力に更なる磨きを掛けました。
- スペック
- ●ザ・ボックス G-HARD V2 刻R
- ●号数 6.5、7、7.5
- ●入数 84本
『 鮎は石を釣れ 』がまかつフィールドテスターの田中さんが石アカの狙い目を解説
時間が経つにつれ水温も上がり出し、徐々に鮎の活性が上がることに期待できそうになってきました。水温が上がってきたら、同じところで野鮎を誘うより徐々に釣り下がるか釣り上がるか、石のアカを見ながらポイントを変え、フレッシュな野鮎にオトリを見せた方が釣果を伸ばせます。
田中さんが水温を計ると18℃。そろそろ釣果が伸びてくる頃だと期待します。渡邉さんはポイントを大きく移動して荒瀬を狙うことにしました。すると移動して早々に鮎をゲット。数釣りの期待が高まってきました。
渡邉さんからたくさんのテクニックを聞いた田中さんも釣りを開始します。鮎を狙って流れの激しいポイントから攻めます。
開始早々、1匹目の鮎をゲット!直ぐにオトリ鮎として使います。するとその後も遅れを取り戻すように次々と連続して鮎を釣り上げていきます。
がまかつ田中正晃さんが急瀬で鮎を次々と釣り上げる
長谷川さんが今日使用している竿はオールマイティにどこでも釣れる「がま磯 競技GTI2 引抜早瀬 8.5m」。竿から伝わる繊細なアタリを感じながら次々と鮎を掛けていきます。
渡邉さんは下へオトリを送って、そこから徐々に引き上げる誘い方をしています。「がま磯 競技GTI2 引抜早瀬 8.8m」は柔軟な竿なので竿を引いてもオトリが浮いてくることがなく、自然な泳がせが可能とのこと。渡邉さんは狙い通りの釣り方で次々と釣果を上げていきます。
長良川の鮎の友釣り:がま鮎競技GTI・Ⅱ引抜早瀬で次々と鮎を釣り上げる♪
その後も3人は釣果を伸ばしましたが、雨が降り出してきたのでこの日はフィニッシュとなりました。シーズン最盛期に入っている鮎の友釣り。皆さんも是非楽しんでみてはいかがでしょうか(^-^)