舞台は静岡県浜名湖エリア。サーフや河口、釣り公園など多くのポイントがあり、初心者から上級者までたっぷり釣りが楽しめます。狙えるターゲットは、シーバスをはじめ、青物やヒラメなど様々。そんなポイントで楽しむフィッシングラヴァーは、
浜名湖エリアの釣りを得意とするベテランアングラー鳥居靖生さん。今回はいくつかのポイントを周り、潮を読みながら探っていきます。
早朝、鳥居さんはまず天竜川河口付近のサーフで竿を出します。使用するタックルは、ロッド9.6フィートのサーフ用ロッド、リールはスピニングリールの4000番を使用します。ラインはPE2号、リーダーはフロロの30ポンド、ルアーはシンキングペンシルを使い、フックはカルティバのSTX58を使用します。
鳥居さんはルアーに強度と鋭さを兼ね備えたトリプルフックを付けています。大型の魚が掛かった時に備えて、準備万端で挑みます。
STX-58 スティンガートリプルエクストラ
天竜川河口のポイントを鳥居さんが解説
ポイントに合わせてルアーチェンジも釣果を上げるうえで重要な要素のひとつ。場所に合わせて鳥居さんは積極的に変えていきます。フローティングミノー139㎜、フックはSTX-45ZN。フローティングのシャロー系で探ります。
STX-45ZN スティンガートリプルエクストラ
次に訪れたポイントはかなり浅いようです。ここでは、遠くのポイントに飛ばすため再びシンキングペンシルに戻します。浅い場所でも潮の効いている所を見つけて強い流れに乗せながら、シンキングペンシルでシャローを引いてナチュラルにドリフトさせる作戦。鳥居さんは、ポイントの状況をしっかり確認しながらルアーを投げます。
同じルアーでも重心を意識したリーリングでレンジを変える!鳥居さんの解説
鳥居さんは遠くにキャストを繰り返し、広範囲を探りながらルアーを引くレンジも変えて攻めていきます。そして、潮の流れやレンジのほかに塩分濃度も確認しながら、ポイントを移動します。
鳥居さんに聞く、ルアーフックの選び方
ここまで、様々な工夫をして魚を狙ってきた鳥居さん。次は大きく場所を変えます。やってきたのは、浜名湖にある新居弁天海釣公園。T字型の堤防が5つも並び、一年を通して釣り人でにぎわう人気の釣りスポットです。
このポイントは、足元にも小型のベイトが見える状況。シーバスや青物が狙えるポイントです。まずは流れや深さが分かっていないため、バイブレーションで探ります。
上げ潮が入ってきて、潮目があるのがわかります。ここで潮が動きだしたのに合わせて、ラインにひと工夫を加えます。遠くのポイントを狙うためラインのスベリを良くしたいので、撃投PEディスタンススプレーをかけます。
撃投PEディスタンス スプレー
鳥居さんは、ベイトの種類を考えながらいろいろなルアーを試します。ルアーに着けるフックは狙う魚に合わせて使い分けます。
ショアキャスティングで鳥居さんがどのようにフックを選んでいるか
フックセッティングにも注意する鳥居さん、潮も見ながら魚の動きを予想します。そして、ルアーも潮目を狙って投げます。
何度もルアーを投げますが、なかなか釣果につながりません。日が暮れだし、夜に向かうところで鳥居さんはポイントを奥浜名湖に移動することにしました。ここでは、くるくるバチや小さなベイトを想定して、シンキングペンシルで探っていきます。フックはSTX-38ZN。
STX-38ZN スティンガートリプルエクストラ
夜になり奥浜名湖で竿を出しましたが天候が悪くなり、この日は残念ながらフィニッシュとなりました。