釣れたらデカい
ティップランで狙う春イカ
~和歌山県串本沖~

今回のフィッシングラヴァー東海の舞台は、和歌県串本沖。大物のアオリイカが期待できるこれからのシーズン、バーチカルにエギを投入して釣るティップランは多くのアングラーから人気の釣りです。そんなティップランに今回挑戦するのはこのフィッシングラヴァーです。早速ご紹介しましょう!

幼い頃から釣りに親しみ、なかでもティップランを得意とする、がまかつスタッフの伊藤宗利さん。今回は、同じくがまかつスタッフの山中秀敏さんとともに、大物のアオリイカを狙います。

早朝、船に乗り込んだ伊藤さんは、早速ティップランの準備を始めます。ポイントまではおよそ20分。船は、大物のアオリイカを求めて串本沖のポイントへ向かいます。

今回使用するティップランのタックル

ティップランのタックル
ロッド:ラグゼ EGTR XX(S69M+-solid)
リール:スピニングリール3000番
ハンドル:「WING130×EP37」TR SPECIAL
ライン:PE(0.6号)
リーダー:トルネード松田スペシャルブラックストリーム(2.0号)
エギ:ティップランナー(3.5号)
シンカー:20g

ラグゼ EGTR XX



年々、激化するティップランシーンに対応するべく、EGTR Xが更に高感度になって進化しました。メインマテリアルにTORAYCA(R)T1100Gを採用。適所に高弾性マテリアルを配し、細身・軽量のブランクに仕上げました。ティップ部にはオリジナルテーパーデザインのソリッドを搭載し、モデルごとに最適な表現力を備えます。反響感度・荷重感度性能を高める中空構造の「リザウンドグリップ」が、アオリイカの繊細なアタリを逃さずとらることに重要な役割を担っています。また、リールシートの素材には「タフライト」を使用したことで、軽量化をもたらし操作性を高めています。ベイトモデルは穂先ブレ軽減、スムーズなライン放出、糸絡み軽減、ガイド個数の最適化、ブランクの性能を最大限に発揮できるオールシングルスパイラルガイド設定です。スピニングモデルも小径化のガイドセッティングでブレを極力抑えた設定にしています。多彩なラインナップで、多種多様な状況を自在に攻略可能です。

スペック
●ラグゼ EGTR XX(S69M+-solid)
●全長 206cm
●仕舞寸 108cm
●自重 79g
●適正ライン PE0.3~1.0号
●適正ウエイト 40~120g
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朝イチは、あまり船がドテラで流れない様子。伊藤さんは、試行錯誤しながら釣りを進めます。

潮の動きが弱く、ロッドに抵抗が感じられない状況。伊藤さんは状況を見極め、ロッドを変更することにしました。

伊藤さんによると、エギをステイさせてすぐにアタリが出るのが一番の理想とのこと。反応がなければ一度回収し、再びエギを投入することを繰り返します。

この時期のティップランはアタリが繊細なため、すぐに反応できるよう2人は集中してその瞬間を待ちます。すると…。

ロッドが大きくしなり、伊藤さんはその強烈な引きに大物のアオリイカだと確信します。連鎖ヒットのチャンスを逃すまいと、山中さんもすかさずエギを投入します。

釣り上げたのは、およそ1.5kgのアオリイカ。最初にタックルを変更したことでアタリを捉えられたことも、功を奏したようです。穂先への反応やティップの戻り方など、ティップランならではのアタリをしっかり捉えた伊藤さん。納得の一杯に、大満足の様子です。

小さなアタリの正体は…キロオーバー!春のティップランで巨大アオリイカがヒット!

アオリイカを釣り上げた際、エギに墨がついていた場合は、できるだけきれいに洗い流すほうが良いそうです。イカは警戒すると墨を吐くため、それがエギに残っていると釣果にも影響するのだとか。さらに、岩礁帯周りを流す場合はリーダーが擦れて傷つくこともあるため、こまめなタックルチェックが大切です。

連鎖ヒットとはなりませんでしたが、山中さんの穂先にも反応が続きます。微かなアタリを逃さないよう、「ラグゼ EGTR XX」を手に、穂先のわずかな変化に神経を集中させます。

さらに伊藤さんは、ティップランをする上でリールのハンドルも重要なポイントだといいます。巻き心地が抜群だという、ラグゼから発売されているハンドルについて、ロッドとあわせてその特徴を聞いてみました。

使えば分かるこの違い!ラグゼEGTR XX&巻き心地抜群のハンドルを解説!

伊藤さんによると、ティップランエギングではアクションにメリハリをつけることが大切だといいます。シャクった後にピタッとエギを止めることが重要ですが、シャクリを入れすぎると竿先が下を向いてしまい、エギを安定させることができなくなることも多いそうです。

シャクリ加減などもリアクションの要素として多少は釣果に関係しますが、伊藤さんはエギの着底やステイといった基本的な動作こそが何より大切だといいます。

ディレクターが春のティップランの魅力を尋ねると、伊藤さんは「大型の個体を狙う分、数は少なくなる傾向があります」と話します。しかし、小さなアタリでも想像を超える大型が掛かることがあるため、エキサイティングな釣りを楽しめる時期だといいます。

大型のアオリイカを狙ってここまで誘いをかけてきましたが、この日はここで終了。何度かアタリはあったものの捉えることができず、釣果は大型のアオリイカ1杯と厳しい一日となりました。しかし、撮影を行った2月以降は釣果も上向いてくるシーズン。皆さんも大型のアオリイカを狙って、ティップランを楽しんでみてはいかがでしょうか。(^-^)

お世話になった本日の釣り船

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●日正丸
住所:和歌山県東牟婁郡串本町
電話:090-3035-1699
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