今回のフィッシングラヴァーは、ハヤブサフィールドスタッフ伊豫部巧（いよべこう）さんとハヤブサスタッフの橋本翔大（はしもとしょうた）さんの2人。

伊豫部巧さん　橋本翔大さん

ポイントは三重県錦沖。狙うのは釣って楽しい、食べて美味しい、イカメタルでケンサキイカ、スルメイカ、またジギングサビキで大型のアジやサバも釣ろう！という贅沢な釣りです。

経験豊富な伊豫部さんですが、イカメタルは今回が初めて。期待を膨らませて夕方錦漁港を出発していきます。

使用タックル

ロッド：イカメタル専用6.6ｆｔ
リール：カウンター付き両軸リール
ＰＥライン：0.6号　300ｍ
リーダー：フロロ2.5号　1.5m
イカメタルリーダー：超ショートスペック3号　90ｃｍ（ハヤブサ商品）
ドロッパー：スクイッドジャンキーライブリーダート 2.5号　輝きナスビ（ハヤブサ商品）
メタルスッテ：超万能型メタルスッテ ナマステ 25号　グローハーフ（ハヤブサ商品）

イカメタルで何故スッテとドロパー（エギ）を付けるのか？

イカのいるタナをいかに早くみつけるか

一度ボトムまで落としてから、カウンターを見ながらイカのいるタナを探っていきます。イカは釣れるタナがよく変わるので、そのタナをいかに早く見つけ、そこを集中して攻めるのがコツ。しっかり探っていきますが、なかなかアタリがありません。

だんだんと日が暮れ、集魚灯がともりました。光に集まるベイト、そのベイトを狙ってイカの活性が高まり、いよいよここからが本番です。

イカの活性が低くアタリが少ない時は、しっかりドロッパーやスッテを見せるために長めに止めるのもちょっとしたコツ。すると、船長の指示通りのタナで本日初めてのアタリがきました。イカメタル初挑戦の伊豫部さん、スルメイカを見事に釣り上げました。

さすが伊豫部さん、宣言通り船中１番に釣りました。続いて、なんと伊豫部さんが連続でヒット。今回はドロッパーのスクイッドジャンキーライブリーダート、輝きナスビに掛かりました。

アタリは、ゆっくりとロッドを下ろしフォールさせる、ゆっくりと沈めていく時に、穂先のテンションが‘フッ’と抜けていく感じのアタリ。と話をしているとまたまた伊豫部さんにアタリが。
初めてとは思えない、完全にパターンを掴み、マスク越しに笑顔がこぼれます。

エギのカラーローテーションはとても大事。カラーパターンがハマると、そのカラーしか釣れない時があります。そこで、連続で釣りあげる伊豫部さんに習い、橋本さんもドロッパーのカラーを「輝きナスビ」にチェンジ。
するとなんと、早速橋本さんにもアタリが。ケンサキイカを釣り上げました。

橋本さん
何度か前アタリがあったので、しつこくその場所で誘いを続け、掛けることができました。巻くときはポンピングせずに、一定のスピードを保ちながら巻きあげるのがいいです。

カラーチェンジが見事にハマってようやくイカを釣ることができた橋本さんに、続いて連続ヒット。掛けた時の気持ちよさに大満足。

三重県錦沖のイカメタル　連続ヒットの理由は？

イカメタルを満喫した二人。次は同じポイントでアジもイカも狙う、一石二鳥のジギングサビキに挑戦。ジギングサビキのジグの代わりにメタルスッテを付ける。という贅沢な仕掛け。ジギングサビキを初めてスグ、落とした瞬間にサバが二人に連続ヒット。トリプルヒットとなりました。

イカとアジを釣る一石二鳥の仕掛け

続いて伊豫部さんに掛かったのは、良型のアジ。いい引きを楽しんでいました。

ここで、ボトム狙いをする際におこる根掛かりを避けるために、スッテを外しシンカーに入れ替えます。すると、仕掛けを投入し、ボトムをとった瞬間に早速アタリが。橋本さんがアジを釣り上げ、続いて伊豫部さんにもサバがきました。

根掛かりを気にせずしっかりボトムがとれることが釣果につながりました。

最後にイカメタルのダブルヒットで締めくくった伊豫部さんと橋本さん。今回、伊豫部さんは初めてのイカメタルにハマり、ジギングサビキでも良型のアジ、サバが連続ヒットするなど、二人とも大満足の釣行でした。

イカメタルやジギングサビキは初心者でも釣りやすく、とても簡単に美味しい魚が釣れますので、ぜひチャレンジしてください。

本日の釣り船

愛海丸の中世古船長

今後は水温も変わり、スルメがメインでケンサキがポロポロ入ってくる感じです。
アジは水温が安定してくれば、もっと釣れると思います。イカメタル、ジギングサビキ、どちらかアタリのいい方を楽しんでいただきたいです。

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●愛海丸
住所：三重県度会郡大紀町錦　錦活魚センター　左奥
電話：090-8865-3098
船長　中世古　正純　船長
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