今回のフィッシングラヴァー東海は、クレイジーオーシャンの太田武志さんと13代目アングラーズアイドルのあずあずこと神野梓さん。

2人は海桜丸（かいおうまる）に乗って、三重県五ヶ所湾沖のタイラバゲームを楽しんでいきます。

ポカポカ陽気の晴れ渡る空で、絶好の釣り日和となった3月の五ヶ所湾沖。果たして2人の釣果はいかに！？

三重県五ヶ所湾沖のタイラバタックル

水深100メートルを超えるポイントが中心ということで、2人が選んだタックルはこちらの電動タックル。

2022年7月に発売予定のオーシャンセンサータイラバに200番クラスの中型電動リール、PEラインは1号でフラッシュリーダー6号というセッティングにしています。

伊勢湾タイラバにオススメのタックルはこちら！

タイラバ＋ワームの「海毛虫チューン」が激アツ！

今日の三重県五ヶ所湾沖のタイラバゲームの仕掛けを用意する太田さんとあずあず。ここで用意していたのはタイラバの仕掛けに加え、アジングなどに使用するクレイジーオーシャンの「海毛虫」というワームです。

タイラバのフックに海毛虫をチョンがけするトレーラーという仕掛けで、海毛虫チューンというもの。この海毛虫チューンがこれまで幾度となく爆釣を繰り返してきた仕掛けなのです。

海毛虫Jrの使い分けは？？

五ヶ所湾沖のタイラバゲーム！海桜丸船長に釣り方を聞いてみた

海桜丸の桜山船長に五ヶ所湾沖のタイラバの釣り方を聞いてみました。

ポイントは120メートルほどでボトムを取って15～20メートルほどタダ巻きで巻き上げ、落とす、の繰り返しが基本の釣り方。

リールのハンドルはギア比にもよりますが1回転で1秒から2秒程度の巻きスピードで釣れることが多いらしく、しゃくりやアクションなどは不要です。

逆にしゃくったり竿先でアクションをつけたりしてしまうと釣れないケースが多いので、一定の速度で巻き続けるのがタイラバで釣果を上げるポイントです。

タイラバ初体験のあずあずにレンコダイのファーストヒット

海桜丸は出港から1時間ほど走って五ヶ所湾沖のポイントへ到着。ここであずあずはグリーンのネクタイとブラックの海毛虫ジュニアをチョイスします。

タイラバに使用するネクタイとフックは、クレイジーオーシャンから発売されるカチッとタイラバ完成ユニット。

電動リールを使っていますが、誘いは手巻きで巻き上げや回収時に電動を使うという手巻きと電動のハイブリッド釣法！

するといきなりあずあずの竿に水面に引っ張られるようなアタリが出て、すかさず電動リールで巻き上げます。

船中1匹目はなんとタイラバデビューとなったあずあずに25センチのレンコダイが顔を見せてくれました。

太田さんも続く！タイラバの海毛虫チューンにレンコダイ連発！

あずあずの記念すべき1匹目を見届けた太田さんも手巻きと電動のハイブリッド釣法で狙って行くと、こちらもすかさずヒット！

海毛虫ジュニアの1.8インチで、青バチとグローホワイトの2色使い。スタートからエンジン全開でレンコダイを次々とヒットさせていきます。

タイラバの釣り方で大切なのはドラグ調整やアタリの取り方

今回のタイラバ釣行では誘いかたや巻き上げ幅だけでなく、ドラグ調整やアタリの取り方が大切。

まずドラグをかなり緩めに設定しておくのがポイントです。巻き上げてきたときに抵抗がかかるとドラグがわずかに滑る程度が目安です。

そのためタイラバを落としていく途中でドラグを緩めに調整して、回収時にはドラグを締めて電動で回収します。

トレーラーでワームが付いているとき、ついていないときに限らず、タイラバでの釣りはアタリがあってもあわせず、魚がフックを加えて走るまで巻き続けます。ドラグがジーッと出たら、初めて竿を曲げ魚を乗せるように釣るのがタイラバの基本的な釣り方です。

電動リールの利点を生かしたタイラバを分かりやすく解説！

タイラバ初体験のあずあずに太田さんが格の違いを見せつける！

タイラバ初心者ながら健闘するあずあずに対して、太田さんはさすがとも言える格の違いを見せつけます。

仕掛けを回収中にもヒットさせるなど、タイラバ＋海毛虫Jr＋カチッとタイラバでバンバンレンコダイを釣り上げていきます。

本命マダイは仲さんに！あずあずは太田さんとダブルヒット！

今日の本命となるターゲットはマダイ。太田さん、あずあずともにマダイ狙いでがんばりますが、今日のサポートとして同船していたクレイジーオーシャンの仲直和さんの竿に強烈な魚信が走ります。

ドラグを出されながらも少しずつ浮かせてきた魚は本命45センチほどのマダイ。もちろんタイラバの海毛虫チューンにがっちりヒットです！

先を越されてしまった太田さんとあずあずでしたが、ここで2人の竿にも反応が出てくれます。電動リールを巻き上げてくると2人にはレンコダイのダブルヒット！爆釣です♪

太田さん
「レンコダイが連呼してる（笑）」

あずあず
「落として巻くだけで釣れるなんてめっちゃ楽しいです」

超高級魚アマダイもタイラバにヒット！

順調に釣れ続ける2人でしたが船の近くで異常が発生。よく見るとイルカが跳ねているではありませんか。

水深100メートルほどのポイントで、イルカとの因果関係は定かではありませんが、ぱたりとアタリが止まってしまいます。ならばと船長は次なるポイントへの移動を決意。

素早い決断が功を奏して、再び太田さんとあずあずのダブルヒット！

そして太田さんが仕掛けを投入。ボトムで竿先にゴンゴンとくる明確なアタリを捉えます。レンコダイとは違う引きを感じながら、巻き上げてくると・・・

太田さん
「アマダイや！」

超高級魚のアマダイをゲット♪40センチ、900グラムの大物です。あずあずもここでレンコダイをゲット。

あずあずにアマダイを自慢する太田さん。（笑）

ウッカリカサゴとアマダイを連発ヒット！

さらなる釣果を求めて岩礁帯のポイントへ！

ここで船長はさらなる釣果と魚種を求めて、次は岩礁帯のポイントへ入ります。

これまでのポイントと違って根魚も狙えるポイントとあって期待が高まります。そして早速あずあずと仲さんの竿に反応が。

すんなりと上がってきたあずあずは20センチほどのアヤメカサゴ。でも後ろの仲さんは一向に魚が見えてきません。

フォール中に竿が揺れ出してヒットした本日最大級の1匹。姿を現したのは45センチのマハタでした。

実はこの1匹を釣ったのは何を隠そう船長のファインプレー。それはベイトが20メートルくらいまでびっしり出てるよ！というアナウンスが入ったため、仲さんは上までしっかり誘いを入れていたのでした。

大きく竿がしなり、釣り上げたのは立派なマハタ！

ベイトがびっしり！五ヶ所湾沖タイラバはラストスパート

まだまだベイトがびっしりと付いていたため、時合いを逃さずレンコダイ、アヤメカサゴ、オニカサゴなどを追加していきます。

そして沖上りの時間が差し迫ってきたお昼過ぎにラストスパート。

船を入れなおしたところで太田さんの竿に微かな反応が出ます。電動リールを巻いてくると30センチのアマダイを追加し、本日の釣行は終了です！

あずあずも連続ヒット！初タイラバを楽しむ♪

五ヶ所湾沖のタイラバゲームはレンコダイ中心に爆釣でフィニッシュ！

今日の五ヶ所湾沖は、快晴の無風。釣り人としてはものすごく釣りやすい気候で、タイラバゲームを楽しんだ太田さんとあずあずでした。

釣果の多くが30センチ前後のレンコダイで、マダイやアマダイも混じる爆釣でのフィニッシュとなりました。

タイラバヘッドにカチッとタイラバ、海毛虫という組み合わせで、落として巻くだけで釣れる五ヶ所湾沖のタイラバゲーム。タイラバ釣行には海毛虫必須の時代がやってくる！？

こんなところで本日のフィッシングラヴァー東海はお開きです♪

本日の釣り船

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●海桜丸　桜山浩人（さくらやまひろと）船長
住所：〒516-0101 三重県度会郡南伊勢町五ヶ所浦 浦野添223-5
電話：090-5853-5908
https://zekkouchou.com/kaioumaru/
ジギングやタイラバ、トンジギなど年間通してルアーで旬のおいしいターゲットを狙って出船しています。
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