舞台は伊勢湾。名古屋港を南下して、知多半島沖合の海上空港・中部国際空港近くの海域で、夏に旬を迎える高級魚、マゴチを狙っていきます。今回のフィッシングラヴァーは、メジャークラフトの広瀬達樹さん(上写真上段左)と柴田正夫さん(上写真上段右)。そしてフィッシング遊から竹下諒さん(上写真下段左)と、外山俊介さんがサポーターとして参加します。
朝5時半、一行は名古屋港近くのマリーナを出発。今回お世話になる船宿は、名古屋港周辺や伊勢湾でアングラーたちをサポートする遊漁船「カワセミ」さん。船を走らせることおよそ50分で、中部国際空港近くの海域へ。
今回、広瀬さんが使用するタックルはこちら。ボートマゴチ専用ロッド、ジャイアントキリング1Gのチューブラーモデル。それにウルトラヘッド28gとシャッドテールワーム、スタビシャッドにゲキサス トレブルフックをカスタムしてマゴチを狙っていきます。
柴田さんもジャイアントキリング1G、こちらはソリッドティップモデルに、ウルトラヘッドとスタビシャッドを使用。初めてのボートマゴチに挑戦します。
ジャイアントキリング 1G-class マゴチゲーム
最初のポイントは水深7m。釣り方はダート&フォール、もしくはリトリーブの巻きの釣りで誘いをかけます。ダート&フォールの時にアタリがきたら即アワセが有効。リトリーブの時は乗ってからの追いアワセが有効です。
ひと流し目は、残念ながら反応がなく、少しポイントを移動します。広瀬さんはトモで、他の三人はミヨシでキャストを繰り返します。
その後こまめにポイントを変えても、なかなか反応がありません。そこで、竹下さんはスタビシャッドのカラーをクリア変更。少し地味なカラーにしました。そうしていると、後ろで外山さんにアタリがきました。が残念、外れてしまいました。これには外山さんも悔しそうです。船内に重苦しいムードが漂いはじめたその時、竹下さんがヒット!微妙なアタリに合わせ、本命のマゴチを釣り上げました。まずは本日1匹目です。
スタビシャッド
続いて竹下さんは、ウルトラヘッドを28gから21gに変更しました。さらにゆっくりとフォールさせてアピールする時間を長くする作戦です。そしてスタビシャッドのカラーもライブドジョウに差し換えます。やはり、おとなし目のカラーを選択しました。
ここで、ようやくヒットしたのは広瀬さん。着ドンでアタリがあったようです。まずますのサイズに広瀬さんも慎重に引き寄せてきます。釣り上がったのはマゴチ。やはりいいサイズ、58㎝の本命でした。ルアーはスタビシャッドのスリムタイプ、チャートシルバーにセッティングしたアシストフック「ゲキサス トレブル」に掛かっていました。
ウルトラヘッド
まだアタリのない柴田さんは、クラゲ対策でウルトラヘッドを28gから35gに変更。底取りを早くする作戦です。その隣で竹下さんが2匹目をヒット。竹下さんとしては、合わせた感が無く掛かっていた。というのがどうも納得いかない様子ですが、結果オーライでマゴチが釣れました。
ショアからボートまでウルトラヘッドは飛距離がでる! なぜか!?
ここでさらに広瀬さんがヒット。時合がきているようです。ティップに違和感を感じたのでしっかりとアワセを決めました。マゴチはよくタタクのでテンションを抜かずに寄せてくるのがベスト。こちらもアシストで付けていた「ゲキサス トレブル」でフッキングしていました。
ゲキサス トレブル
次に船を少し移動させたタイミングで、ここまでアタリのない柴田さんは、スタビシャッドのカラーをブルーシルバーに変更します。昨日の大雨で水温2.5℃下がり、魚の活性が低い様子。普段のマゴチ釣りは、もっとアタリの多い釣りになっているそうですが、、、ここできました!柴田さんに待望のヒットです。終盤に差しかかるところで、柴田さん待望のマゴチをゲットしました。
まだ釣果のない外山さんを尻目に、竹下さんにまたしてもヒット。本日3匹目のマゴチ。ウルトラヘッドの35gにスタビシャッドのファットタイプ、グローで釣りました。
雨足の強まるなか、船は最後のひと流しへ。外山さんの孤独な戦いが続きます。すると、なんと外山さんにヒット!果たして外山さん、このチャンスをモノにできるのか!?
外山さん、ナイスファイトで最後にいいサイズのマゴチを釣り上げました。これで全員マゴチの顔を見ることができました。
最後に広瀬さん、珍しいギマという魚をおまけで釣りました。とてもかわいくて、自分で立っているんですよ。面白いですね。
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