ナマズシーズン開幕
トップウォーターで釣る
~三重県中部の河川~

今回のフィッシングラヴァー東海は、三重県の河川を舞台にナマズをルアーで狙います。繁殖期を迎えるこの時期、ナマズは浅い場所にいることが多く、流れ込みや護岸際などが絶好のポイント。ルアーの釣り方はトップウォーター。水面を割って飛び出す迫力のバイトは、この釣りならではの醍醐味です。目で見て、音で感じて、ダイレクトに楽しめるナマズゲーム。果たして今回は、どんなエキサイティングなシーンが飛び出すのでしょうか。それでは早速、フィッシングラヴァーをご紹介しましょう。

これまで数々の実績を誇り、70センチオーバーのナマズも手にしてきたビバの廣常治樹さん。今回は、その豊富な経験と知識を武器に、有望ポイントを徹底的に攻めていきます。そして助っ人には、番組でもお馴染み、フィッシング遊の澤村清一さん。果たして2人は、ナマズのデイゲームをどのように攻略していくのでしょうか。迫力満点の水面バイトに期待が高まります。

廣常さん曰く、ナマズは夜行性のため、日中はシェードに身を潜めていることが多く、デイゲームでは朝よりも昼以降が狙い目とのこと。しかしこの日は、正午から大雨の予報。タイムリミットは午前中――短期決戦に挑みます。

さらに廣常さん、これまでの出演ではなぜか雨に見舞われることが多く、この日もどこか浮かない様子…。そんな空気を一変させるのが、朝からテンションMAXの澤村さん。その勢いに引っ張られるように、廣常さんも気合を入れ直します。

今回使用するナマズゲームのタックル

ナマズゲームタックル
ロッド:天龍 スピードスティック(TSS#4-2611B)
リール:ベイトリール
ライン:PE1.5号
ルアー:でんぐりガエル鯰SP

でんぐりガエル鯰SP



ナマズルアーとして高いポテンシャルを持っていた“でんぐりガエル”を、専用モデルとしてブラッシュアップ! フッキング率が高い反面、ナマズへ大きなダメージを与えるトリプルフックは使用せず、扁平な口を持つナマズが吸い込みやすいよう、水平気味にチューンしたバーブレスダブルフックを1本のみ採用(フック開きを防ぐシュリンクチューブ仕様)。また、スイベル経由でフックを取り付けることでルアー本体の破損を防いでいます。フロントアイにはコロラドブレードを装着。タダ巻き時のアピール効果はもちろん、一点シェイク時のバイトトリガーとしても効果的です。

スペック
●サイズ 65mm/16g
●カラー 全20色
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ポイントに目をやるなり、「美味しそう」と一言。一瞬で“釣れる気配”を感じ取る廣常さん。

この日は、数日前の雨の影響で水はやや濁り気味。ここで澤村さんが、ナマズをトップウォーターで狙うための条件について廣常さんに質問。実釣を前に、攻略のヒントを引き出していきます。

ナマズゲーム初心者必見!トップウォータールアーの狙い方を徹底解説

ここからは澤村さんもロッドを手に、実釣スタート。廣常さんが使う「でんぐりガエル鯰SP」に対し、澤村さんはひと回り小さいシルエットの「仔でんぐりガエル鯰SP」をチョイス。異なるルアーで探ることで、その日のアタリパターンを見極めやすくなるのが2人釣行の強み。果たして、どちらの選択がナマズの反応を引き出すのか注目です。

仔でんぐりガエル鯰SP



鯰ルアーとして高いポテンシャルを持つでんぐりガエル鯰SPのダウンサイジングモデル。 コンパクトなボディはスレた鯰に対し効果的。アクションはオリジナル譲りのロール主体のスイミングだが、ボディに対してやや大きめのアルミカップを搭載することで、リトリーブスピードを極端に低速寄りに設定。ピンスポットをスローに動かすことができ、短い距離でもしっかりとアピールすることができる。 オリジナルと同様リアプロップが奏でるカシャカシャ音は、足元でアルミカップが浮き上がった後でもアピールでき、着水からピックアップまでどのタイミングでもバイトに持ち込むことを可能にしました。

スペック
●サイズ 50mm/12g
●カラー 全8色
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廣常さんは、ポイントをこまめに移動しながら、ナマズがいそうな場所へ丁寧にルアーを送り込んでいきます。すると、水面でナマズの反応が一度。追い食いはなくフッキングには至りませんでしたが、魚の存在をしっかり確認。ここからの展開に、少しずつ期待が高まってきます。

廣常さんによると、ナマズはルアーをエサとして認識しているというよりも、金属音や水面に広がる波紋、波動といった刺激に本能的に反応しているとのこと。さらに夜行性のナマズは、夜の間はエサを求めて広く動き回る一方、日中は物陰に身を潜めていることがほとんど。そのためデイゲームでは、シェードなど影になっているポイントをピンポイントで狙い、反応がなければテンポよく移動していくことが釣果を伸ばすコツだといいます。

雨が降り始めたタイミングで、2人は別のポイントへ大きく移動。小雨程度であれば、むしろナマズの活性が上がる可能性もあるため、期待を込めて再びキャストを続けていきます。

ポイントを変えてからも、変化のある場所を丁寧に狙っていきますが、なかなかアタリは得られません。次第に雨脚も強まり、残された時間もわずか。そこで2人は、ナマズのファーストヒットを求め、先ほど反応のあった最初のポイントへ戻ることを決断します。

先ほどナマズのバイトがあった場所に戻るも、反応は得られず。そこで廣常さんが、最初に「間違いなくナマズがいる」と見立てた本命ポイントへ。満を持してルアーを送り込みます。すると――。

狙い通り、水面を割ってナマズがヒット。足場が悪い中でも慎重にやり取りしてキャッチに成功です。さすがは、ナマズの潜むポイントを知り尽くす廣常さん。その読みが、見事に的中しました。

サイズを測ってみると、ジャスト60センチの良型ナマズでした。

刻一刻とタイムリミットが迫る中、番組を成立させる価値ある1匹。2人そろってガッツポーズが飛び出します。

1匹を手にし、気持ちに余裕が生まれた2人。「もう1匹」を目指して、川幅が広く流れに変化のあるポイントへ移動します。澤村さんは橋脚下のシェードを、廣常さんは流れ込み際を狙い、ルアーを送り込んでいきます。

廣常さんの狙い通りのポイントで、ナマズが反応。すぐさま同じコースへルアーを送り込むと――今度はしっかりとフッキングに持ち込みます。

見事、2匹目のナマズをキャッチ。廣常さんの経験によると、流れ込みの際にはエサを求めてナマズが着いていることが多く、そのコースを丁寧に通すことで、追い食いしてきたとのことです。

この興奮がたまらない!トップで炸裂!デカナマズ連発!!

その後、澤村さんも同じポイントを狙うと、ナマズのバイトが発生。しかしフッキングには至らず。やがて雨脚はさらに強まり、ここでこの日はフィニッシュとなりました。

気温の上昇とともに、いよいよナマズ釣りはハイシーズンへ。シーズンは10月頃まで続き、これからがまさに本番です。昼でも夜でも気軽に楽しめる身近なターゲット、ナマズ。
水面炸裂の迫力を味わえるトップウォーターゲームに、ぜひチャレンジしてみてください!