三重県五ケ所湾沖で五目ジギング 釣り

三重県五ヶ所湾沖 五目ジギングで18魚種が釣れた

メジャークラフト広瀬さんと柴田さん、フィッシング遊川原田さん

今回のフィッシングラヴァー東海は、メジャークラフトのヒロセマンこと広瀬達樹とメジャークラフトスタッフの柴田正夫、さらに地元の釣り場を良く知る、フィッシング遊の川原田俊樹が参戦。

三重県・南伊勢五ケ所浦の海桜丸(かいおうまる)を利用し、ジグパラ バーチカルTG(タングステン)+ジグパラSLJサビキで五目釣りを楽しみます。

広瀬達樹プロフィール

メジャークラフトスタッフ広瀬達樹さん

ヒロセマンでお馴染みのメジャークラフトスタッフ。釣りの楽しさを分かりやすく伝えるスーパーメディアングラー

ヒロセマンタックル
ロッド:ジャイアントキリング 5G スロージギング GK5 SJ‐B66/3
リール:ベイトリール
ライン: 弾丸ブレイドクロス X8 マルチ1号
リーダー:弾丸フロロショックリーダー4号
使用ジグ:ジグパラバーチカルTG150g(ピンク)+ZOC(フック)
サビキ:ジグパラSLJサビキL(ラバーネクタイタイプ)

ジャイアントキリング 5G スロージギング 2月下旬発売予定

ジャイアントキリング 5G スロージギング

水深200mを超える中深海で、300gまでのジグを使用して高級魚のアカムツ・クロムツ狙いやタラ狙いに最適なモデルです。中深海ジギングといえばこのモデルが最も活躍するでしょう。マグロジギングや200g前後のジグを速い誘いで青物を狙うジギングにもオススメです。

スペック
●ジャイアントキリング 5G スロージギング GK5SJ‐B66/3
●ルアーウェイト:120g~300g
●ライン:PE1.0号~2.5号
●本体価格:27,000円(税抜き)
●全8アイテム

柴田正夫プロフィール

メジャークラフトスタッフ柴田正夫さん

メジャークラフトの餌木蔵開発担当スタッフ。エギングはもちろんオフショアなど幅広いジャンルをこなすマルチアングラー

柴田正夫タックル
ロッド:NEWフルソリ ベイトモデル FSLJ‐B64ML
リール:ベイトリール
ライン:弾丸ブレイドクロス X8 マルチ1号
リーダー:弾丸フロロショックリーダー5号
使用ジグ ジグパラバーチカルTG100g(ケイムライワシ)+ZOC(フック)
サビキ:ジグパラSLJサビキL(ノーマルタイプ)

NEW フルソリ ライトジギング(ベイトモデル)

NEW フルソリ ライトジギング(ベイトモデル) FSLJ‐B64ML

NEW フルソリ ライトジギング(ベイトモデル)

柴田さんが使用したロッドは、近海で150g前後のジグをゆっくりとした誘いで狙うタチウオジギングや、100g前後のジグでキビキビとした誘いで狙う小型青物狙いにおススメなモデル。またフルソリッドの粘りを生かして、スリリングなファイトを楽しむ大型青物狙いにもおススメ。1本でいろいろなジギングゲームが楽しめます。

スペック
●全長:6.4ft
●継数:1
●ルアーウェイト:40~150g
●ライン:MAX PE1.5号
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川原田俊紀プロフィール

メジャークラフトスタッフ川原田俊紀さん

三重県松阪市にあるフィッシング遊・松阪店に勤務。ショア・オフショアはいうまでもなく、エサ釣りにも精通。

なかでも最も好きな釣りはシーバスとジギング。「おいしい魚を釣って食べたい」がモットー。

川原田俊紀タックル
ロッド:NEWフルソリ スピニングモデル FSLJ‐S64L
リール:スピニングリール C3000HG
ライン:弾丸ブレイドクロス X8 0・8号
リーダー:弾丸フロロショックリーダー3号
使用ジグ ジグパラバーチカルTG80g(ゼブラグロー)+ZOC(フック)
サビキ:ジグパラSLJサビキL(ノーマルタイプ)

NEW フルソリ ライトジギング(スピニングモデル)

NEW フルソリ ライトジギング(スピニングモデル) FSLJ‐S64L

NEW フルソリ ライトジギング(スピニングモデル)

川原田さんが使用したロッドは、ベイエリアで狙うイナダ、シオ、サバなど、80g前後のジグを使用してのライトジギング・スピニングモデル。フルソリッドブランクの特性を生かし中型青物とのスリリングなゲームを楽しむのも良いでしょう。もちろんタチウオやシーバス狙いにもおススメです。

スペック
●全長:6.4ft
●継数:1
●ルアーウェイト:30~120g
●ライン:MAX PE1.2号
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当初は水深50~60メートル前後のポイントで根魚や青物を釣る予定でしたが、このところサバフグが大量発生してかなり厳しい状況。

そこで船長の判断で40分ほど走った水深約100メートル前後のポイントでスタートとなりました。

水深約100メートル前後のポイントで釣りスタート

最初にロッドを曲げたのはヒロセマン。

ジグパラ バーチカルTG150gで30センチ弱のウッカリカサゴを早々に仕留めました。さすが!これでまずは1目。

広瀬さんウッカリカサゴをゲット

ジグパラ バーチカルTG

ジグパラ バーチカルTG(タングステン)

ジグパラ バーチカルTG(タングステン)

ワンピッチやフォール、タダ巻きアクションに対応する万能形状。コンパクトシルエットで小型のベイト時やハイプレッシャー時に効果的です。誰よりも早く底を取ることが出来るので、ヒットチャンスが大幅にUPします。

スペック
●サイズは40~180g
●カラーは各サイズ8色
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三重県五ヶ所湾沖の五目サビキ

2目目もまたまたヒロセマンで、今度はヒメのダブル。

「やはりジグパラSLJサビキをセットしているので何でもきますね」

広瀬さんヒメをゲット

ヒロセマンに続けと、今度は柴田さんが高級魚でもあるアカヤガラを釣り上げました。

柴田さんアカヤガラをゲット

柴田さんがアカヤガラを釣り上げた時に使用したのは、ジグパラ バーチカルTG100g(ケイムライワシ)+ジグパラアシストフック(鯖皮タイプ)+ジグパラアシストフック リアW+ジグパラSLJサビキL(ノーマルタイプ)です。

アカヤガラをゲットしたときに使用したアイテム

これで3目目と言っているうちに、またまたヒロセマンが獲物をぶら下げてやって来ました。何と4目目はウスメバルで、2人並んで「ハイ、ポーズ」。

広瀬さんウスメバルをゲットで柴田さんと2ショット

開始から40分ほどで4目を釣り上げたので船長も「今日は潮が緩くてダメかと思いましたが、これなら10魚種イケるかも?」と笑顔で船上を走り回っていました。

この後、ヒロセマンは完全にヒメに好かれてしまったのか、ヒメラッシュ。思わず「今日はひま祭りならず、ヒメ祭りか」と笑っていました。

ヒメラッシュの広瀬さん

1時間ほど経過したところで船長から移動の合図があり、10分ほど船を走らせました。

そしてポイント移動後、今まで沈黙を守っていた川原田さんがここから猛烈な追い上げを見せてくれました。水深は変わらず100メートル前後のポイントです。

川原田さんオニカサゴをゲット

いきなり釣り上げたのは、何と、これまた高級魚のオニカサゴ。これで早くも5目達成。

川原田さんは「実は何とかアママダイを釣りたくて、ずっとボトムだけを意識していました」と、思わず安堵の表情。

立て続けにオニカサゴを3匹追加

その後川原田さんが、立て続けにオニカサゴを3匹追加。さらに勢いは止まらず、すぐに6目目となるサバフグ。

三重県五ヶ所湾沖 オニカサゴが釣れたのは

続いて7目目となるチカメキントキまで釣り上げてしまいました。

使用ジグはジグパラ バーチカルTG80g(ゼブラグロー)+ジグパラSLJサビキL(ノーマルタイプ)。

川原田さんチカメキントキをゲット

ここで負けまいとヒロセマンのロッドが曲がり、8目目はサバ。続いて9目目はスマガツオとヒロセマンも絶好調で追撃します。

広瀬さんスマガツオをゲット

そして区切りの10目目は、ヒロセマンと川原田さんのダブルヒット。アヤメカサゴとヒメ。

広瀬さんと川原田さんアヤメカサゴとヒメのダブルヒット

2桁魚種の目標達成と喜んでいたのもつかの間、知らない間に柴田さんが11目目となるサクラダイを持ち込みスリーショット。

この状況に3人が口をそろえて「今日は20目いけるかも!ですね」と、余裕の表情でした。

柴田さんがサクラダイをゲットでスリーショット

その言葉通り、その後川原田さんが投入したSLJサビキにレンコダイ(キダイ)、そしてジグパラ バーチカルTG 80g(ゼブラグロー)にシオ(カンパチの幼魚)がダブルヒット。

これで一気に13目となりました。

川原田さんレンコダイとシオのダブルヒット

続いてロッドを曲げたのは柴田さん。どんな魚種なのかワクワクして船上に上げたのはカイワリ。

この日は不思議と3人の魚が見事に重ならず、さまざまなターゲットが次々にヒットしました。これで14目。

ボトムステイでダブルヒット!釣れた魚は

ところがここにきて潮が緩くなり、アタリが止まってしまいました。

そこで柴田はジグをバーチカルTG100g(ケイムライワシ)から、TG80gに変更。

「潮がかなり緩くなってきたので、少しでも魚にジグをアピールさせるということを意識しました」と、縦から横面を攻めカイワリを釣り上げました。

柴田さんジグをジグパラ バーチカルTG 80gに変更

ジグパラ バーチカルTG 80g

ジグパラ バーチカルTG 80g

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柴田さんカイワリをゲット

この作戦が奏功し、さらに15目目となるマトウダイ、スマガツオ、アヤメカサゴと、まさにこちらも絶好調です。

柴田さんマトウダイをゲット

ジギングサビキの潮に適したサイズやセットの選び方

この後もアタリは止まらず、ヒロセマンにキントキ、柴田さんにオニカサゴ&ヒメなど次々と釣果が上がっていきます。

そして川原田さんに16目目となるエソが釣れ、何とトリプルヒット。船上はMAXの賑わいとなりました。

トリプルヒットでスリーショット

ここで納竿まで残り1時間と少し。

ただ、最後にフグが沸いて釣りにならないかもしれない。という状況判断で浅場のポイントに大移動となりました。

この時点で20目にあと4目。3人も気合を入れ直してスタートしました。

ジグパラ アシストフック 煌

ジグパラ アシストフック 煌

ジグパラ アシストフック 煌

ホロタイプ 煌
煌くホロフィルムがアピール。集魚力抜群
スペック
●M・L・LL:1パック2本入り
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ジグパラバーチカルTGのセッティング

ポイント到着後、最初にロッドを曲げたのはヒロセマン。

慎重にやり取りして抜き上げたのは、17目目となるオジサン。これもサビキの方にヒットし、「やはりジグパラSLJサビキを付けたことが大正解でした」とホっとした表情をうかべていました。

広瀬さんオジサンをゲット

ジグパラSLJサビキ

ジグパラSLJサビキ

低活性の状況やマイクロベイトパターン時にも、今まで釣ることができなかった魚も狙える専用サビキです。特に、激シブの状況を打破する切り札として使用しない選択肢はないでしょう。オールマイティに使えるノーマルタイプと、シルエットと波動で超アピールのラバーネクタイタイプの2種類。

ジグパラSLJサビキ ケイムラ鯖皮タイプ

スペック
●ケイムラ鯖皮タイプ
●サイズはS・M・Lの3種類
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ジグパラSLJサビキ 特製ラバーネクタイタイプ

スペック
●特製ラバーネクタイタイプ
●サイズはS・M・Lの3種類
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ジグパラSLJサビキはオジサンも大好き

しかしこの後、心配していたサバフグの猛攻に遭い3人ともラインを切られるというアクシデントに見舞われ、戦意喪失。さすがにこの状況では目標の20目は無理かと思われました。

ところが、最後の最後に柴田さんが魅せてくれました。サバフグの猛攻を避け、18目目となるオオモンハタを見事に釣り上げ、目標の20目まであと2目となりました。

柴田さんオオモンハタをゲット

しかし、オオモンハタを釣り上げたところで再びサバフグが猛烈に活性を上げ、残念ながら時間切れ納竿となりました。

時間切れ納竿となり帰港した3人

帰港後、ヒロセマンから
「お疲れさまでした。今日は18目と大爆釣でしたね。今日のポイントとして2つあったと思います。1つはサビキパワー。SLJサビキを付けているのとい無いのでは大違いでした。そして2つ目はタングステンのスモールシルエットのジグ。この2つがキーポイントだったと思います」

それに柴田さん、川原田さんも
「今日はSLJサビキがなかったらこれだけ釣れていませんでしたね」と大爆釣に大満足。

さらにヒロセマンが川原田さんに
「今日はボトムステイジギング?という新しいジャンルも見させていただきました(笑)。まあ、シオも釣れたし、根魚も釣れたし、いろいろな魚が釣れるのが五目ジギングだと思います。まだまだこれから楽しめると思いますので、ぜひ皆さんも18と言わず、20魚種くらい狙ってください」と締めくくった。

今回の釣り船

海桜丸

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●海桜丸(かいおうまる)
住所:船着き場 三重県度会郡南伊勢町五ケ所浦
電話:090-5853-5908
風光明媚な五ケ所湾の景観とは裏腹に、エキサイティングな船釣りをお楽しみいただけます。トイレなどの設備も整っていますので、初心者や女性の方もお気軽にご利用ください。
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